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パラレルワールド日本軍、異世界へ行く  作者: プランc
冒険者編
100/184

逃亡者と追跡者

「敵が逃亡したと上空の戦闘機から報告があった、追うぞ」


「「「「了解」」」」


「負傷してる桃とウェンディはここで待機」


「了解」

「私も追跡したい!」


と桃はすぐに了承するもウェンディは不満のようで意見を言ってくるが、ウェンディの戦闘能力は新兵に毛が入った程度だ

正直に言えば普通の戦闘なら問題ないし俺らと歩調を合わせることは十分可能だ、しかしこれから行うのは追跡チェイサーであり、普通の兵じゃ出来ないことだ


例えるなら猟師がウサギを求めて森の中、数少ない痕跡を見つけ出し、逆に追われてることを気づかれないように追いかけなければならない、しかも相手に追いつくように相手以上のスピードでだ


「今回は無理だ、ウェンディには桃の手当と俺たちの本来の任務「魔王様からの書状の警護」をこなしてくて」


「・・・次は私も混ぜてくれ」


「試験に合格したらな」


「わかった」


「よし、黒は蒼とコンビを組め、緑と黄は俺とだ、敵さんは自領に戻るはずだから黒の班はこのまま街道を使って追跡しろ、俺たちは敵の後を追うぞ」


「「「「「了解」」」」」


「隊長!交戦規定は?」


なるべく・・・・捕縛、ほかに質問は?」


「「「「「・・・・・」」」」」


「なら行け!」


「「「「「応!」」」」


・・・

・・


爆発地点から敵の後を追って森の中


「やはり、敵さんはド素人だな」


「そうですね」


今回の敵さんは素人なのか移動ルートには木の折れた跡や足跡、虫の死骸などが散らばっている


「中国解放軍ゲリラの非正規戦闘員と比べたら子供ザコですね」


「そうだな」


アイツらは凄かった・・・痕跡を一切残さない・・・残したと思ったら罠で気づいた時には追っていたのが逆に追われる立場になっていたり

数知れないトラップを仕掛けられたりもした、横からヘジホッグと言われる竹やりの就いた玉が振り子のように迫ってきたり、巧妙に隠された落とし穴、しかもそこには鋭く尖った木が埋め込まれていたり、土の中に隠れていたり散々だった


そして追いかけて行くと森の中で金糸で刺繍のされたマンとを来た魔族を発見する


そこで俺はハンドシグナルで後方の緑に指示をだし、足を撃つように命令すると緑が減音器サプレッサー越しに発砲する


銃撃音カシュ


ギャ!


と悲鳴をあげ、足を撃たれ転ぶ


ーーー


ギャ!


クソ!追いつかれたのか!クソ!クソ!


するとリーは腕につけた魔法発動の触媒である腕輪に魔力をこめ、


煙幕魔法スモーク


すると、意識を向けた場所に黒い煙が立ち込め、次の魔法を詠唱する


回復魔法キュア


そして懐から青色の液体をだし、ビンのコルクを開け中身を飲み干すとまた詠唱を開始する


落とし穴アンブッシュホール


そして傷が治ったのを確認すると自領に向け走り出す


ーーー


奴を仕留めたと思ったら目の前に黒い煙が立ち込めてきた、もしかして毒ガスの類か?


「一時撤退!一度後ろに下がって回り込むぞ」


「「「了解」」」


そして煙を迂回してリーが転んだ場所に近づくとなにか違和感を感じる・・・そこで地面に着こうとしてた右足を地面すれすれで止め後ろに下がると、地面に落ちてる両手大の石を投げると地面に大きな穴が開く


「これはリーの仕掛けたブービートラップか・・・ここから少し慎重に進むぞ」


「「「了解」」」


しかし異世界の魔法でのトラップと言うことでどうしても速度が落ちてしまう


すると無線が入る、


『こちら黒、街道側から魔族軍の一団が接近中どうしますか?』


『兵力は?』


『現在見えるだけで空中戦力が約4000、陸上戦力8000ほどと思われ現在魔の森と街道を封鎖するように展開中』


『手をだすなよ?警戒を厳にしておけ』


『了解』


『空中前線管制官!マルクスス基地へ援軍の要請!魔族領に約12000の軍が展開中、念のためにすぐ攻撃出るように戦闘待機を要請する』


『こちら空中前線管制官了解、展開完了まで5分』


『了解』


さてどうなるか・・・


ーーー

宗右衛門型超大型原子力空母「5番艦中州」


現在空母中州のCICと管制室は針でつつかれた蜂の巣の様相をていしていた


理由と言うのも、魔族領への警護任務に就いていた前線のreaatからの要請でここ数日スクランブルを繰り返してようやく落ち着いたと思われ戦闘待機命令が解除されたと思ったら油断していた所に準戦闘命令が下ったのだ、そして艦内のスピーカにオペレーターの声が響き渡る


緊急発進スクランブル!これは訓練ではない!、繰り返すこれは訓練ではない、すぐに上がれる隊はすぐに上がれ!」


すると甲板で待機してた戦闘機が合計6本のリニア式カタパルトから順次緊急発進スクランブルを行っていく、そして管内で待機してたパイロットたちもすぐに命令が下り次第発進できるように甲板の1階したの格納庫で自分の愛機に乗り込みすぐに発信できるように準備していく


・・・

・・


中州管制室 管制官長 仲宗根大尉 


「大尉!第一次緊急発進スクランブル完了!次は第2次攻撃隊発進させますか?」


「違う!先に空中給油機3機を発進させろ!その次は給油機の護衛だ!その次に第2次攻撃隊を上げろ!!」


「了解」


「大尉!127航空隊のマスタング隊が着艦許可を求めてます」


「1番と2番へ着艦させろ、給油班と兵器班はすぐに補給作業に入れ!」


巡るめく次々に情報がはいてくるのを捌き、必要な支持を与えていく、


(久しぶりの緊急発進だがこうなると懐かしい感じもするもだな)


と心の中では表面の感情とは違いワクワクしてるのだが



ーーーー


宗右衛門型超大型原子力空母 中州


○三胴船型空母


○3つの本体を甲板で繋いだ形をしたおかげで幅広い滑走路を確保できた、ちなみに滑走路は全部で6本


○機関24式核融合エンジン×6

 蒸気ジェネレータ×18

 スクリュープロペラ×18


○武装 シースパロー8連装発射機×9

    RAM近SAM 21連装発射機×9

    ファランクスCIWS×22


○速力 35ノット


○全長 450m


○幅 200m


○艦載機 150機~190機


○士官、兵員、航空要員 7000人


○非戦闘員 4000人

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