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墜落
前方に山間の小さな町が見えはじめた。
機内のスピーカー越しにパイロットの声が入る。
「まもなく着陸体勢にはいります。」
ヘリコプターは研究所脇の緑地帯に着陸してた。
「話がまとまればよいのだが…」
「それは、社長の話術次第かと…」
「俺は詐欺師か!?」
そんな、話をしながらヘリコプターから、二人の男が降りると、突然警報音が響き渡る。
「何事だ!」
「とりあえず、ヘリに戻りましょう」
急いで、ヘリに乗り込むと、シートベルトの装着もそこそこに、離陸の指示を出した。
「離陸しろ!!」
ヘリコプターが急速上昇をする。
突然、左下の建物が爆発した。
その爆風に巻き込まれ、ヘリコプターはコントロールを失なった。
そして、回転しながら、雑木林に墜落、白い煙が上がった。




