少女漫画のヒーロー
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
陰キャには眩し過ぎるんですよ。
少女漫画のヒーロー役というのは、清く、正しく、美しく、というのが三拍子揃っているものではあるが、私にとっては少々眩しいが過ぎる。眩し過ぎて画面を閉ざすくらいには。
「苦手なんだよねぇ。少女漫画のヒーロー役」
なんの気無しにそう言うと、気だるげな相方の瞳が私を捉える。まず私を固定した後に、山になっている漫画に目を移す。
『お前、その状態で良くそんな事が言えるな』と目が語っている。
「どちらかって言うと、乙女ゲーのヒーローの方が好きかな。あんまりベタベタ……」
してこないし。と言いかけて言い留まる。
ちょっと待て、私の最推しはベタベタ通り越してる。プレイヤーの皆様から『これ、全年生だよね?』と疑問が飛ぶくらいには。
目を泳がせていると、相方からツッコミが出てきた。
「違いなんか、そうないだろ」
「完全無欠な爽やかさで、距離感近いと逃げたくなるのかもー。あ、壁ドンとかね。愛想が良いのは大歓迎なんだけど」
世の中の少女漫画を見てみると、皆目ん玉に飛び出る程爽やかである。そしてその爽やかさで女子のような距離感されると、『お前はなんなんだ?』という無の境地に立つ。
乙女ゲーのノベライズを何冊か読んだことがあるが、大体、開始三話で壁ドンはしてこないし、良くても仲の良い友人感覚から始まるのが多い。
心の準備をさせてくれるのが、乙女ゲーなのだと思う。
「私的には『えー……格好良い……』ってよりも、『お前、良い奴だな!!』というノリからじゃないと、『うちの娘に何をする』状態になるから」
「違いが分かんね」
「皆そうだと思うし、私が変な拘りがあるだけだから、分からなくて当然だと思うよ」
少女漫画と乙女ゲーの相手役の違いってなんでしょう。
と未だに思ってます。
でも完全無欠、欠点さえ長所、それこそが少女漫画のヒーローかなと。
眩し過ぎるんですよ、陰キャには( ・᷄ὢ・᷅ )
あの眩しさで抱きつかれて見なさいよ。灰になるから。
※理不尽な半ギレ
乙女ゲーのノベライズ色々見てきましたけど、開始三話、一話で、完全無欠の爽やかさで、壁ドンはなかったので、そこが大きな違いかなーと。
適当な事を言ってるだけなので、本気にしないでください。私もよく分かっていないので。
これからも考えていきます。
つけ麺かチゲ鍋が食べたいです。