書店とお財布とエンターテインメント
関係者各位様、ご心配をお掛けしています。
制作の方は少しずつ進展しています。少しずつ……(汗)
今日も今日とて――。
エッセイを書き始めて少しずつ気分が前向きになってきたこともあり、この機運を逃してはならないと書店へ資料集めに行ってきた。小説もそうなのだが、お絵描きも描く前の準備が大変なのだ。
書店へ行って、雑誌を物色する。これもイメージトレーニングのためには、大切なルーティーンだ。あれこれ雑誌を手に取り、トレンドを吸収する。
それ、ネットで検索できるでしょ?
いやいや。簡単に情報を得られる時代ではあるが、その中から必要とするものをピックアップするのには、選択の基準となる予備知識を持っていないと迷子になってしまう。むしろ時間ばかりかかる。
今は必要がなくても、頭の片隅に置いておけばいつか役に立つこともある。忘れなければ――。
それに平積みの本の表紙、棚に並ぶ背表紙を観ているだけで、本好きは幸せな気分を味わえる。
本好き、あるある。
そう。わざわざ足を運ぶことに意義があるのだ。本や雑誌を物色しながら書店内を歩き回ることが、新しい知識の発見や求めていた本との出会いという好奇心と欲を満たし、ついでに運動不足の解消も助けてくれる。
書店にはエンターテインメントが満ちあふれているのだ!
ご存じのとおり、書店といっても取り扱っているのは書籍ばかりではない。最近はカフェ併設……なんて洒落た店舗も多い。なかには、カフェどころかアパレルショップがくっついていたりして。
雑誌の付録に洒落たバックやら限定のコスメやらが付いてくる時代なのだから、驚くことではないのかもしれない。
ポピュラーなのは文具の取り扱いだろう。オードソックスな商品の取り扱いもあるが、ファンシーでキラキラなデザインのラインナップが多いのも特徴。うっかり近寄ると、財布の口が緩みそう(近頃はもっぱらスマホでコード決済なのだが)になるので要注意だ。
加えてコピックが置いてあったりして、とてもありがたい反面、ついつい手の伸びる商品が本以外にも増えてしまったことに困っている。
単品購入ならどれも1000円以下だから、油断すると手が伸びる。主婦たるもの、このご時世節約は必須だというのに。
資料の雑誌をディスカウントで買うのに、コピックペーパー特選上質紙は定価でひょいと買ってしまった。年度末の決算セールでの購入リストに入っていたはずなのに。
なぜに、あと2ヶ月が待てなかったのだ!?
修行が足りない!!
エンターテインメントとは、お金がかかるものである。
もうちょっと続きそうです。