38_伝説の魔獣とランキ
#ランキ目線のお話です
#ランキ目線でのお話です
「・・・・・・ランキ・・・・・・オキテ・・・・・ランキ・・・・・・」
「・・・・・・う・・・・・うん」
私がうっすらと目を開けるとそこにはピンクに光る魔獣が頬を寄せていた
なぜかとても懐かしい感じがする やはり私はこのピンクに光る魔獣と出会ったことがあったのだとおもう
「・・・・・・ランキナノ?」
「そ そうだっち お前はだれだっち?」
「ソウカ・・・・・・ヤッパリランキダッタ オボエテナイノモムリハナイカ・・・・・・ワタシハアナタノリョウシンニツカエテイタマジュウ・・・・・・」
私の記憶にかかっていた霧が徐々に晴れていく
(そうか・・・・・・どこかで出会ったことがあるような気がしていたのはそのせいか・・・・・・)
「・・・・・・私の・・・・・・両親を知ってるっち?・・・・・・」
まだ起き上がることの出来ない私に魔獣は続ける
「ワタシガアナタノチチニナヅケテモラッタナハ ギブレ・・・・・・ムカシワタシヲムリニテナズケヨウトシタ ゾクタチカラコノミヲスクッテモラッタオレイニツカエテイタ・・・・・・ソシテ ワタシガトモニタビヲシテイタトキ ウマレタノガランキダッタ・・・・・・ザンネンナコトニランキノリョウシンタチハサイガイニマキコマレナクナッテシマッタ・・・・・・」
「父さんたちは災害で死んだっち?」
「ソウダ・・・・・・ワタシヲヨビダスヒマモナカッタノダロウ・・・・・・ケイヤクノキレタワタシガミツケタノハキセキテキニタスカッタ チノミゴノランキトボロボロニナッタテイムノホンダケダッタ ワタシニハニンゲンノコヲソダテルコトハデキナイ・・・・・・ユエニランキヲニンゲンノムラヘトアズケタ マサカコンナトコロデサイカイデキルトハ・・・・・・」
魔獣はまるで我が子に語るような口調で私に話しかけた 私は魔獣が敵ではないことに安堵したが意識のはっきりしてきた私は鳥の魔獣に襲われそのあと意識を失っていた現在の状況を思い出しラポの安否が気になった
「・・・・・・ラ ラポ ラポはどこっち?」
「ここにいるいるのです」
「敵は? あの鳥の魔獣はどうなったっち?」
「心配はいらいらないないのです ランキが吹き飛ばされされた後すぐにラポがやっつけつけたのたのです ただ見ての通り目的の魔獣たちたちはこの騒ぎで逃げ逃げてしまったのたのです 残ったのはこの2匹の伝説の魔獣たちたちだけだけなのなのです」
ラポはすぐ後ろにいて私を見守っていてくれていたらしい
そして私がラポの方を振り向くともう一匹のピンクに光る若々しい魔獣がラポの隣に立っていた
「カアサン」
「アア ワカッテイル リブレ・・・・・・ランキ ココヘハジュウマヲサガシニヤッテキタノデスネ・・・・・・ココデサイカイデキタノモナニカノエンデショウ ワタシトワタシノムスメリブレガアナタタチノジュウマトナリマショウ」
「わおわおなのなのです ランキよろよろこぶのです 伝説の魔獣を従従えるチャンスなのなのです」
「ダガ ヒトツダケジョウケンヲキイテホシイ」
「条件?」
「ソウ ジュウマトシテイキルノハカマワナイ シカシワレワレハソトノセカイヲミテマワリタイノダ ユエニ イッショニソトデカツドウスルコトヲユルシテモライタイノダ」
「いっしょに活動するっち?でも魔獣が表へ出てあるけば人間はパニックをおこすっち」
「シンパイハイラナイ リブレ」
「ハイカアサン」
そういうとピンクに光る魔獣であるギブレとリブレは2匹共に強烈な光とともに美しい人間の娘の形に変化した
「これでよかろう どうだ?」
「すごいっち 一瞬でヒトの姿になったっち ラポ どうするっち?」
「もちもちろん おねおねがいしたしたいのです」
「わかりました それでは私はランキに・・・・・・娘のリブレはラポ様の従魔となりましょう 早速ですがラポ様 ランキ 契約の義を・・・・・・」
人間の姿になったギブレ リブレはそういって私達の前にひざまずいた
「赤い針 白い糸 我に忠誠を 我を欺くことなかれ くだれくだれ この世界の秩序をもって我の従魔となれ」
私とラポは魔獣をテイムするときと同じ様にギブレ リブレの額に手を置くと契約の言葉を吐いた
「なんか強引な言霊なのなのです 大丈夫なのなのですか?リブレ」
「エヘヘ ワタシ はじめてだから ちょっと窮屈にカンジマス」
ラポから契約を終えたリブレはなんだか少し照れくさそうにしながらそういった
「しかたないですね リブレ 契約とはそんなものです ・・・・・・私達はいずれ別れて暮らすこととなるでしょう・・・・・・あなたはこれからラポ様と共に生きていくのです しっかりそのことを心に刻んでおくのです・・・・・・ラポ様どうかこの子をよろしくお願いいたします」
一方テイムが終わった後も少しだけ憂いた表情をしていたギブレは娘にそういったあとなにかがふっきれたような顔となり私の隣へとよりそった
「さあ ランキ 早速帰帰って皆に従魔を紹介するするのです ふふふ タマたちがおど驚く顔が目にうか浮かぶようです」
「あ ラポ でも竜車は荷物がいっぱいだっち ギブレ リブレは乗れないっち どうするっち?」
「ランキ様 心配はいりません 我々はもちろん普通の使い魔としての能力も持ち合わせています 移動の際は自らの能力を使いましょう」
私の心配は少々伝説の魔獣に失礼であったかもしれない 確かに人間の言葉を流暢に話し姿を好きに変えられる魔獣なら移動の問題など造作もないことだろう
その後私達は帰途に着くこととなった
・・・・・・
私達がサリィの店に着く頃 ちょうどタマ達はフェアルの討伐を終え帰宅したばかりだったようだった
「紹介するっち こっちがギブレ こっちがリブレ 従魔だっち」
「叔母叔母様みてみてなのなのです ラポの従魔なのなのです」
私は少し困惑気味の2人を皆に紹介した
ラポは嬉しそうにリブレの腕を組んで自慢気に魔王ラミスに訴えた
「おお なんと これは珍しい ランキ ラポ 良い使い魔をてにいれたの」
「うしし ラポは漁夫の利なのなのです」
「そうか ラポ よかったの これで少し安心じゃ 妾達はここで別れるがなにかあったら魔王城に使い魔で連絡すればよかろう」
その後私達はフェアル討伐の顛末を聞き魔王ラミスやラミスの四天王たちは次の問題を解決するためそそくさとこの場を後にしたのだった




