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29_ユグドラの進言

ラポ目線でのお話です

「じょじょじょ ラミスの魔法が効かない相手じょ? ラミスは本当に精霊の変異体って言ったじょ? あ ナベちゃん 堅苦しいじょ 頭をあげるんだじょ」


 ユグドラは大地から形成した小さな人間の女の子の体を使い言葉を話す


「はい ユグドラ様 ここにいるラポがラミス様がそう言ったと申しております」


 ナベちゃんは顔をあげるとずれたメガネを直しながらそういった


「じょじょじょ 確かに我々精霊の変異体には魔法が効かないじょ ただ我々のような存在は存在自体が稀で神が気づけば役割が割り当てられるはずじょ・・・・・・普通に人間社会で暗躍するなど・・・・・・どちらにせよ・・・・・・魔王が完全に討たれたとなればこの世界の秩序が不安定になるじょ ユグもそれは避けたいじょ・・・・・・」


「はやくやく 叔母様のところへ行かないないと・・・・・・」


 私は1人でいるラミス叔母様の事が心配になりユグドラ様を急かした


「じょじょ わかってるじょ 方法は・・・・・・あるじょ ただ 難しい条件が一つあるんだじょ・・・・・・」


 ユグドラは深刻な顔をして私達にその方法を話した


 ・・・・・・


「ほえー そんな方法あったんだぁ すっごい ねぇ サキちゃん」


 ナベちゃんの後ろに控えていたカンナちゃんは空中でサキちゃんのほうを振り返りながらそういった


「あはぁん そうねぇ・・・・・・ ごりっぱ変異精霊の倒 し 方・・・・・ ユグドラちゃんも倒されるかもしれないのに・・・・・・ふう 教えてもらえたのは ひとえにラミス様の人望のなせる技だわ・・・・・・ねぇ・・・・・・ふぅ」


 大樹の精霊ユグドラ様に変異精霊の倒し方を聞いた私達は一路ラミス叔母様の所へと戻ることになった

 出発前 サキさんは叔母様に従魔でユグドラ様から聞いた変異精霊討伐法を一足先に送ったようだった


 ・・・・・・


 その返事が来たのは私達がインキュバスの街を出た頃であった

 インキュバスの街では盗賊に絡まれたものの族の中にいた魔族の1人に四天王の顔を知っていた者がいたようで敵は戦わずして逃げ出したというようなことがあった


「みんな ラミス様の従魔ですわ 少しこの辺で休憩にしますわ」


 ナベちゃんはサキさんの竜車の御者台で皆にそう伝え竜車を止めた そして空からやってきた黒色の鳥のような魔獣の足から手紙を受け取った


「よかったのたのです ラポが出かける前叔母様は従魔を操れる力もないないと言っていたのですです」


 私は少し安堵しながらナベちゃんの読む叔母様の手紙に耳をそばだてた


「コホン 読みますわよ・・・・・・ 皆のもの すまぬ 妾は従魔は操れるようにはなったもののまだ調子が戻らん ユグドラの進言を見た ナベちゃん カンナ サキ ラポよ 実は偶然ではあるがラポの救出前に進言にある精霊と契約を交わした人間というものに出会った その人間たちは薬の材料を集めラーバッスの街で調合すると言っておった 人間たちの中には珍しい猫人族がおったゆえに探し出すのは容易であろう 魔王ラミスより勅命を下す その者達とともに妾のもとへ集え と書いてありますわ」


「・・・・・・えー どうするのー さらっちゃえばいいのー」


 能天気に怖いことをいうカンナちゃん


「いや 僕は反対だな カンナやサキちゃんの能力で従わせることも可能ではあると思うが精霊と契約を交わした人間の利用方法を考えるときちんと協力を仰いだほうがいいとおもうんだ」


 アルミちゃんはそういいながら背中の大剣を直した


「そうですわね・・・・・・アルミの言うとおりですわ ユグドラ様の話では変異精霊への攻撃では精霊と契約した人間を媒体としこちらの魔力を浴びせるのがその概要・・・・・・その放出のタイミングや量は媒体とした人間がコントロールするという事でしたものね できれば協力を仰ぎたいものですわ どちらにせよ その人間たちとコンタクトを取れなければなりませんわね みんな ラーバッスの街へ向かいますわよ」


 ・・・・・・


 私達は足早にラーバッスの街へ移動した 薬 猫人族というワードがあったせいかその場所はすぐに特定する事ができた


「こんにちにちわ なのなのです」


 私は薬の独特な匂いが立ち込める店の入口から声をかける  


 ガッシャーン


「いててて ごめんなさーい い 今出ます い いらっしゃいませ」


 中から盛大に何かをやらかした音がしたあと店主であろうメガネの主人がスネをおさえながら出てきた


「えーっと・・・・・・きょ 今日は・・・・・・」


 薬師は私達五人の異様な雰囲気に少したじろきながらおそるおそる聞く


「ラポたちは人を探しているいるのです」


「ここに猫人族と人間のパーティーがいると聞いたのですわ」


 私とナベちゃんは店の主人に聞く


「あー すみません ちょっと他のお客様の情報はこちらからは・・・・・・・」


 薬師は私達に情報を出す気はなさそうだ


「あはん ナベちゃん 魅了しちゃって いい? ねぇ」


 サキちゃんが怪しい気をまとい始めたその時 店のドアが開いた


「サリィ 薬 できたにゃ?」


「ああ」


 全員が一度にその猫娘の方を向いた

 そして薬師は片手でしまったというふうに顔を覆った


「ば バカ なんで来ちゃうんだよ」


「な なんにゃ? バカってなんにゃ サリィ タマは薬ができたか聞きにきただけにゃ」


「お おまえまえは」


 私は見覚えのあるその猫人族を指差した


「ラ ラポにゃ? お前無事だったにゃ?」


「ラミス様が言っていたいた猫人族ってお前のことだったのですですか?」


「あはん ラポちゃん この猫ちゃんと 知り合いだったの? ねぇ」


「知り合いっていういうか・・・・・・この猫娘は詐欺詐欺師なのなのです」


「うにゃ・・・・・・」


 タマは黙ったままだったがボソリと口を開いた


「ごめん・・・・・・ラポ ごめんなさいにゃ」


 最初から詐欺だと知っていた私も謝られてしまうとなんだか申し訳ない気持ちになりタマを許すことにした


「ま まぁ ラミス叔母様にもにもちゃんと手紙をとどとどけてくれたし許してあげあげることにするのです ところでタマのパーティーに精霊契約をしている者がいると聞い聞いているいるのですですがラポはその者に会い会いたいのです 会わせてもらうことができできるのですか?」


 私はタマにいっしょにいるという精霊契約の人間の所在を確認したがタマは何も言わなかった そんなときまたドアが開いた


「タマ どうやったぁ 薬できとったぁ?」



























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