【番外編】:宴会後の二人
リオドールの街で祭りが行われた。例年と比べ催しの数は激減していたがとても楽しい祭りだった。
そして、祭りと言えば食べ物と"お酒"である。
ゴーレム騒動で対応に追われた者や今現在復旧に尽力を尽くしている人の労いもあり沢山の食べものとお酒が出されていた。
そんな中、グリアさんに強引にお酒を飲まされて、かなり酔った状態にされてしまった。
「ううぅ~。もともとお酒は強くないのにな~」
イツキは愚痴をこぼしながら、肩を組み騒いでいるラフィーの方を見る。
「わぁらひは~、まだのへる~~」
ラフィーもお酒が弱いらしい。かなり酔っている。
僕たち二人は早々に祭りを後にした。酔っ払ってもう正常な判断ができないからである。
少し歩いて二人は宿の前までに着く。距離はたいしてないのにめちゃくちゃ歩いた感覚である。
「ラフィー。宿に着いたよ」
「zzz...」
(くそ~。ラフィーの奴寝てやがる~~)
宿の部屋の前まで行き、ドアを開けラフィーをベットに寝かせ、もう一つのベットにイツキはダイブした。
「つっかれた~~~」
ゴロゴロと数回転がった後、イツキは睡魔に勝てず、そのまま目を閉じ眠ってしまった。
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「くちゅ...ちゅ...はぁ~...くちゅ」
意識を取り戻した。イツキは何やら高まる高揚感に浸っていた。
数秒後、徐々に意識が覚醒していく中でこの高揚感は自分の陰部から伝わってい来るものだと分かった。すぐに自分の股を確認すると、何やら布団がもぞもぞと動いている。
「な、なんだっ!?」
バッと布団をどかしてみると、そこには、いきり立ったイツキのあれを加えているラフィーがいた。
「はれ(あれ)~~。はれちゃった(バレちゃった)~」
ラフィーは、イツキのものを加えたまま、しゃべっるせいでさらにイツキの興奮が高まった。
「ラフィー何しているの??」
「ちゅる...はむっ..ちゅぷ...ちゅぱっ..はぁぁ~」
「うぅ!」
ラフィーは目線をこちらに向けてイツキのいきり立った一物をしゃぶり続けた。イツキはこの快楽に必死に抗う。
「もう~我慢しなくていいのにっ♪」
「な、なんでこんなこと...?」
快楽に飲まれそうになりつつもラフィーに聞いた。
「ちゅぱ...ふふっ、今の私はね。"発情"中なの!すっごく、すっごくムラムラしてるの」
そう言って、ラフィーの手が自分自身の恥部へ手を伸ばす。
「くちゅ...くちゅ...はぁはぁ」
今度はいきなり自慰行為をし始めた。
凄く気持ちよさそうにしている。その光景を見て、イツキも更に心臓の鼓動が大きくなり、興奮し始めた。
「ねぇ?イツキ...私ね、もう我慢できない...」
自慰行為で濡れた指を自分の口でキレイにしてイツキに迫った。ラフィーの両乳房がイツキの胸に触れ密着する姿勢になる。
生まれたままの姿で抱き合い、更にラフィーは両足をイツキの足を絡めてきた。
イツキの恥部とラフィーの恥部が擦れ合う。
(もう俺も我慢の限界だ...)
次にラフィーとイツキの目が合い、顔と顔が近づく
「ねぇ、キスしよ♡」
そう耳元で囁かれた瞬間、イツキの理性が吹っ飛んだ。
「ふふっ..どぉしたの?黙っちゃって...んんっ!?」
ラフィーは揶揄おうとしたのだろうがいきなり言葉が遮られた。それはイツキがラフィーの頭を片手で掴み、唇と唇を密着させたからだ。半ば強制でキスをした。
「んっ...ちゅ..ちゅ..んっう..はぁはぁ..♡」
30秒間ほどキスし続けた。二人とも呼吸が荒い。
「イツキ..イツキ...」
「ラフィー...」
お互いが名前を呼び合う。そしてまたキスを再開する。今度はさらに深く濃厚なキスだ。
「ちゅ..ちゅば..ねぇ?もうほしい、、イツキのがほしい」
ラフィーがさらに甘えだした。「なにが?」などと聞くことは野暮だった。彼女が何を求めているのかはイツキにも理解していた。そして、お互い準備を始める。
「ここだよ...?」
ラフィーにリードされてしまった。イツキも「分かった」と言いかけたその時だった。
「ズキッ!!」
イツキの頭が割れるような衝撃が走った。
「な、なんだ!?頭がものすごく痛いっ!!」
割れるような頭痛はさらにひどくなり、イツキはそのまま気絶した。
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「はっ!!」
イツキは勢いよく起き上がり、周囲を確認する。ベットには自分一人しかいなかった。隣のベットを見てみるとすやすやと気持ちよさそうに眠るラフィーがいた。彼女はしっかりと服を着て布団をかぶり、綺麗な姿勢で寝ていた。
「....?」
自分の身体を確認する。だが、何度確認しても行為をした形跡がなかった。
「あれは夢?...」
性欲が溜まっていたのか、色欲にまみれた夢を見てしまった。
先ほどの快楽に身を任せた自分を思い返すと急に恥ずかしくなる。
(俺は、何を妄想していたんだーーー!!?)
両手を頭に抱えながら、頭の中で叫んだ。
「むにゃむにゃ~」
音を出さず恥ずかしさに悶えるイツキと、その隣で何事もないように眠るラフィー。
こうして、二人は朝を迎えた。




