5・装備品は楽な方がいいに決まってますよね
靴選びの続きです。
靴に使われる革も使う動物の種類から使った部位、加工方法、仕上げだのによって
かなり呼び方が違います。
ワイバーンとかドラゴンとかの分類のがよっぽどシンプルです。
その種類の細かさに『出世魚かい⁉︎』ってツッコミたくなるコトでしょう。
《 ツルッとした表革と毛羽立った裏革 》
かなり乱暴な分類ですが、B級冒険者クラスまではこの認識で充分ですし
逆に一般会話のなかでそれ以上の革の分類名を挙げる事のほうが
よっぽど悪印象を持たれます。
さて本題の靴選びに戻りますが
スエードの方が手入れがメンド臭いですし
一般的に夏場には季節外れだと認知されてしまっています。
それとダメージを受けた場合も
スエードの方のみすぼらしさが悲惨だからです。
『こまめにキチンと手入れしてあげれば一生モノですよ』
こんな言葉は大嘘です!
これは、靴に限らず、服全般に言える事です。
『1日履いたら3日は休ませてあげましょう』
『ブラッシングがどうだの、栄養クリームがどうしたの』
「「「やかましいって‼︎」」」
「そんな手間ヒマ時間かけるんならその時間バイトして買いかえるわ!」
って思います。
実際 そんなメンテナンスやったとしても
かなりの数の靴を持ってローテーションしないと
一生モノなんて無理無理無理無理無理無理無理‼︎
F級冒険者の皆様がスニーカーとかも数に入れたとして
いったい何足稼働可能な靴を持っているかなんて
ファッションライター様は気にしてませんから。
冠婚葬祭にしか使わないとかでも無いと
一生モノなんて絶対無理です。
そんなわけで基本となる靴の結論ですが
デザイン → チャッカブーツ 爪先は尖ったものは不可
アッパー(靴本体の革) → 表革で予算が許す限り高級そうに見える
ソール(靴底) → ダイナイトソール
カラー → ダークブラウン
コレを装備の主軸に展開して行きたいと思います。
前回でも言いましたが、アッパー(靴本体の革)が スエード素材なら
あるいは底材がダイナイトソールで無いなら
比較的 探しやすいと思うのですが
全てをクリアするとなると難しいかもしれません。
服はともかく靴の中古は 抵抗があるので新品で という人も多いとは思いますが
あげた条件の主旨をご理解いただいたうえで
近いものを選んでください。
ダイナイトソールではないラバーソールであれば
国内有名メーカーあたりがいいのかもしれません。
ベルトも選んだ靴の素材と色に近いものをご用意ください。
4センチ巾程度の肉厚なモノで
金具はくすんだシルバーのごくシンプルなモノでけっこうです。
この下半身が組み上がれば
大概の上物を受け止められるハズです。