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痛みの道程

 

前へ突き進むことは痛みを伴うものである

昨日側にいたものが今日味方とは限らない

裏切られる恐れもあれば

自分が裏切ることもある


茨の道を進むような苦行など

ましてや進んでするようなものではない

苦難に溢れる道ほど遠回りだ

時間を無駄に費やすだけである


しかしながら我らは

そうであっても時に進まなければならない

痛みを好むなどいない

誰だって逃げたくなるだろう


道というものは常に開かれているものではない

そんなことは百も承知であるだろうが

改めて知ればその意味の重さに気がつける


輝かしい未来ばかりが

道の先にあるとは限らないのである

選択を誤らずとも時に人は

選択を誤らざるをえないこともある

正解だけが正解じゃない

間違いも見方を変えれば正解なのだ


苦難に溢れる道を進むものは

必ずや悲鳴と助けをあげるだろう

それはそうだ

誰しも苦難に陥ったときに

悲鳴をあげて助けを求める

そのときに助けばかりを求めているのか

助けを求めながらも道を行くのか

どちらが正しいかはいうまでもない


痛みとは不快な成長の糧である

そのことを知るものだけが

やがて道の先に辿り着けるのだろうか



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