表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
651/660

私よ

 

私よ

私よ

何を願うのか

手を握り在りもしないものに

何を祈るのか


私よ

私よ

何を語るのか

意味もない綺麗事を奉り

何を求めるのか


連なった歯車の中で

必死に巻き込まれないとする

その姿を誰が見ようか

神も天使も悪魔も等しく

私に目を向けることはない

故に


私よ

私よ

何に救いを求めたのか

遡れない時の中で手探りに

何を取り戻すとしたのか


私よ

私よ

何を犠牲にして生きるのか

朽ちていく影に手を伸ばして

何を対価にしていくのか


慟哭も

哀しみも

寂しさも

邪悪さも全てを呑み込み

私は何をしたかったのか

故に

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ