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異なる現実(みえかた)

 

見た目が同じだけってどんな感じかな

ボクは人じゃないから分からない

逆に人はボクのようになれない


あの人はお前はお前だって

だとしたらあの人はなんなんだろう?

人の姿をした異形

あの人から見えるこの風景は

どんなものだろうか


人ならざるものから見る世界とは

人から見える世界には

確かな違いはあると思う


だけどそれが何か

ボクには分からない


例えば空を飛ぶ雀のように

地を走る猫のように

それぞれが見る風景と

それぞれから見た世界に

異なるものはあるのだろうか


人と同じ背で

空を見て地を走る

それでも心に残るわだかまり

それはなんなんだろう


いつしか思い始めていた違和感

そこにあると知った壁は

些細なものだったはずなのに

壁は壊れずに立ちはだかる


通り越して聞こえる否定は

いつからか聞こえなくなっていた

時代は流れるものだよね


朝見た景色と

夕方見た景色は

同じような色彩で見えている

だけどそれは種類が違う

きっとボクもにたような異形(もの)



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