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Wishes are always.

 

みんなの幸せを願っていました

流れ星を見上げていた君が呟く

純粋な輝きが僕には眩しくて

流れ星に願かけするほど

願い事ってあったっけ

忘れちゃったよと苦笑いをした


遠くなっていくお月さま

追いかけるように君が行く

その背中さえ美しくて

待ってなんて言えなくて

後ろ姿さえ見えなくなった後

明けの光が僕を照らす


通り過ぎていくのさ

瞬きが出来ないほど

数え切れない願いと

一緒に君が流れていく

流れ星みたいに多く輝く

その一欠片に僕も手を伸ばした


あれだけたくさん見ていた夢も

今では何一つ覚えていない

若さと一緒に捨ててしまった

ちょっと後悔をしているかも


空を見上げて呟く

まだ手を伸ばしてみたいと

まだ遅くないよと誰が手を掴む

いつか見た横顔をふと思い出した

君に似ている君と一緒に手を上げる

あの向こう側を指で差して


過ぎて行くのさ

君は数多の願いと共に今でも

だからまだ遅くないと信じて

夢を見つける願いを流れ星に

祈る 背中を押してくれた君のために


いつだって間に合うはずさ

流れ星は気まぐれだけどいつかは

君のように現れてくれるから

その時までの楽しみに

見つけられるかな僕だけの

今からの願いごとを

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