コウカイコ
思い出を置いていった
歩き始めた大人の道
気付いたら忘れていた
振り返った幼い記憶
何に成りたかったかも忘れた
何となくでやり過ごした時間
夢も希望も手のひらからこぼれて
流されるままにたどり着いた未来
後悔はないけれど晴れない
心はいつも靄がかかったままで
この先の未来が恐くて目を隠した
もう逃げ道なんてないって分かってるのに
背中を向けて今だけ生きようなんて
きっと罰当たりなことなのでしょう
思い出も捨てていった
走り始めた大人の道
気付いたら何もなくて
振り向いた昔の出来事
何にも染まれなくてしかめっ面
何となく周りに合わせて生きる
未来のこと考えるのが嫌になった
今も満足に生活にしてないのに
何をしてるのだろうか自問自答
答えはとっくに知ってるのに
この先の将来がないことくらい
分かってる振りをして逃げている
目で見ることも恐いから俯いて
全て昔の自分が悪いと決めつけた
選んだこと間違ってるように思えて
周りの人間が正解ばかり選んでいる
取り残されたように苦笑いをして
その場から歩く気もないのに偉そうに
どうせを口癖に趣味は自虐です
それはきっと前を向くことが怖いから
時計を見て生きるだけの人形
考えることもやめたら救われるかな
身勝手な思いを自分に押し付けて
結局は後悔にさいなまれて
未来は待ってくれない
そのことくらい知っている
だから目を背けたい
未来が来るのが恐いから
その時になって後悔をする
そんな自分を少しでも許せるなら
いい明日が来るかな




