星のかけらを追って
見えぬ空はどこまでも続く
真っ暗な視界に手を伸ばし
掴みとった
ひとつの光
手のひらからもれる輝きよ
照せ 照せ
この先の明日を
揺らぎなく揺らめく明かりは
絶え間なく私を照らす
きらきらとぎらぎらと
光で私を包む
幾多の空の果てにある星よ
巡るその先に私を見つけておくれ
光の架け橋を駆ける流星は
天上の分岐点を渡る
その度に地に明かりを示して
今あるここへと届く
天よ!
地よ!
星よ!
巡れ! どこまでも廻れ!
その尾を掴み私は共に行くこう!
天の果てへ巡れ度に私を連れていっくれ
神話の世界の扉を開く
鳴り響く角笛の声は道しるべか
手よりこぼれた星の明かりは
割れた 割れた
欠片になった
散りばめられた光の星よ
私と共にあろう