507/661
コウカイトウヒ
もしも昨日に戻れるなら
全てをなかったことに出来るのかな
もしも明日が来なければ
何も解決しないまま終わるのかな
頭の中で何度も呟いている
今日が終わっていく怖さを
アニメやゲームみたいになればいいいのにと
空想を膨らませて現実から逃げて
二言に逃げようとしているんだ
何度だって後悔して
積み重ねた失敗の代価を問う
泣けばいいと悪魔はあざ笑う
いくらでも懺悔して
犯した過ちの数を問え
足にはめた枷の重みを
その形を背負って生きていく
もしも夜が続けば
暗闇に逃げ続けられるのかな
もしも時計の針が止まれば
何も考えずに眠れるのかな
心の中でいつでも喚いていた
明日が訪れることを恐れていた
アニメでもゲームでもない妄想に囚われて
現実から目を背ければそれで
世界は終わるとでも思っていた
何度も失敗して後悔して
何一つ解決も出来ていない
無駄ばかりが積み重なる
いくらでも叫んで疲れて
加害者面をしては赦しを乞う
その手にはめた枷の意味を
またもや忘れているのだろうか
悩んで諦めて投げ出して
悪循環のループの中で
何もしなければいいという答え
逃げているだけの自分を掴んで
いい加減に抜け出そう
何度だって後悔して
積み重ねた失敗の代価を問う
泣けばいいと悪魔はあざ笑う
いくらでも懺悔して
犯した過ちの数を問え
足にはめた枷の重みを
その形を背負って生きていく
