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救われたいだって

助けられたいだって

言葉に出来ない声が

その手を掴むから


がんじがらめの一日を過ごす

笑うことも無理矢理で

誰も本当を見ていない

無機質に答えるだけの機械

認められたいから

頑張ってはみたけれど

いつも違うことで誉められる

違う そこに私はいない


嘘まみれの言葉を重ねて

自分を守るだけの日々

傷つきたくない

傷つけたくない


自分でも気がつけなくて

踏み壊した声の上に立つ

もういいんだと叫ぶ

声が出なくなるまで


自分自身を隠して騙して

手に入れた今がある

鏡に映った笑顔はおかしくて

現実と夢が混じっていく

誰かのために自分を壊して

それでも足りないと心を潰す

一つでもいいから届けと

バラバラになった指で示す


嘘まみれの言葉を重ねて

自分を守るだけの日々

傷つきたくない

傷つけたくない


救われたいのは

助けられたいのは

本当は自分なんだって

もうその声は届いている


嘘まみれの言葉を払って

自分をさらけ出す明日を

もうその方法は知っている

ここからが――


自分でも気がついている

踏み壊した声の上に立つ

もういいんだと叫ぶ

声が出なくなるまで

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