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孤独なる慟哭


見知らぬ人の中に混ざり

ボクは毎日を生きている


周りにいるのは

互いに戯れ合う

同類ばかりの人たち

繋がりを持って

他者と繋がり合う


されどボクはただ独り


見知らぬ人に混ざって

徒に時間を費やしていく


ああ、なんて孤独だ

なんたる孤独だろう

誰とも繋がりを持てないとは

なんて孤独なのだろう


独りだけの時間を

永遠とこのまま続けるボクに

明日などという光は当たるのか


それさえも分からず

ボクは見知らぬ集団に

独りで紛れ込む


右も左も分からない

埋もれた暗闇の中を

歩き続けるのだろうか


ああ、寂しい

ここまで寂しいことなのか


せめて声を荒らげれば

この思いは晴れるのだろうか


ああ、孤独だ

ボクは独り

見知らぬ集団に紛れ込む


明日も分からぬ

暗闇を歩くために

ボクは今日も

独りで

見知らぬ景色に紛れ込む

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