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グロリオサの咲く日

 

桜が過ぎて雨が降る

かざした手に溜まった水を

逆さにして鏡に写る

酷い僕の顔が紛れ込んで

また泣いているのかい?


歩く度にこぼれいていく思い出が

僕に何かをささやいて

それに惑わされて迷う僕がいる

今日も道の先は薄暗い

晴れる日はいつだろう


風はやんで雨が鳴く

足元に溜まった水を蹴っ飛ばして

跳ね返ってきた僕自身

濡れた指先いつも通りかな


僕はまた泣いたまま立ち尽くす

晴れることなく今日も雨

鉛色の空が重くのし掛かる

破れた傘をさして佇んで


僕は何を待っているのだろう

音は鳴りやまない

時間はただ過ぎていくだけ

濡れたままの僕を着て

壊れた傘をさしているまま


答えは見つからないのかな

見上げた空に答えはあった

雲の隙間からこぼれた光

花のように咲いた

視界は暗いまま明るく変わる


そこにあったんだ

足元の鏡に僕は写る

笑顔はまだ紛れない

それではも雨は弱くなる


僕が待っていたのは雨が止む日

それは空が灰色のまま

その下に咲いた花を見て

僕は壊れた傘をそっと置いた

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