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歪な形
世界が僕を笑ったとしても
僕は君を笑い続けようか
なんでもないで終わるなら
それが僕らが望んだ「形」
意味もないと呟いて差し伸べる手を
振りほどく度にまた繋ぎ合わせて
名前を呼ぶ度に笑う声が
後ずさりして消えていく
どうでもいいと諦めたはずなのに
結局はまた追い求めて歩く
越えてきた障害をその都度乗り越えて
辿り着くのは変わらない結末
世界が僕を笑ったとしても
僕は君を笑い続けようか
なんでもないで終わるなら
それが僕らの望んだ「形」
意思もないといっては歩幅を変えて
追い抜く度にまた遅くなっていく
下を向いてこぼれた涙が
崩れた僕の姿を写し出した
もう一度なんてないって分かっていて
繰り返す過ちに目を瞑る
その結果嘘が晒されるのだろう
結末が変わることなんてないんだ
僕は君を笑い咎める
君は僕を笑い弾く
愛も友情もない嫌悪だけの
形だけの関わり合い
世界が僕を笑ったとしても
僕は君を笑い続けようか
なんでもないで終わるなら
それが僕らの歪んだ「形」
