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To Endless Goodbye.

 

薄暗がりの路を歩いて向かう場所は同じ

昨日と変わらない残照にため息をもらす

通り過ぎる車のライトがやけに眩しい

辿る軌跡はまだ途中で止まっている


街灯に群がる星明かりは踊る

眩み消える影は私を追い越して

この先の暗闇が口を開けて待っている

走り去る光が瞬くに過ぎていく


滞ることなく進む時間は手のひらから落ちて

掴み取ることも出来ずに見守る

そんな日常を繰り返し生きる私たちは

何に別れを告げて今日も帰る


長いような短い距離は狭まることなく

定数を踏んで行く歩幅は変わらない

まるで昨日の続きのように繋がって

明日もまたこの先の繰り返し


疲れ歪んだ足取りは定まらず

ぼやける視界が夜空を写す

楽しいことなんてあるもんか

脳裏に裏切る今日のこと


見たような風景の連続で

まるで終わりがない続きの話

昨日が終われば明日が始まる

今日なんてものはそもそもあるのか


街灯に群がる星明かりは踊る

眩み消える影は私を追い越して

この先の暗闇が口を開けて待っている

走り去る光が瞬くに過ぎていく


滞ることなく進む時間は手のひらから落ちて

掴み取ることも出来ずに見守る

そんな日常を繰り返し生きる私たちは

何に別れを告げて今日も帰る

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