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Even today also this way.

 

今日が終わるって前提で明日が来るなら

僕はそっぽを向いて昨日を見ていたい


時計を蹴り倒して起きた朝の光は

昨日と変わらないほど輝いていた

どうでもいいやっていつもを歩き始める

手に持った画面は明日の天気予報


通りすがった顔は知らないけれど

どこかで会ったような気がして過ぎる

気にも止めない車に反射して

道端の鏡が眩しいくらい光り出す


誰かが通ったその後ろを歩いて

今日もまたその足で踏む

進めてないように思っている自分

そして今日が過ぎていく


タイムカードを元に戻して

帰り道がなんだか遠い

重い足取りで戻る昨日は

オレンジ色が差し込んでいた


誰かが通った真後ろを歩いて

明日もまたその足が踏む

前に行けていないと思っている自分

そしてまた今日が過ぎていく


地面に写された影が走る

その上を歩く僕ら

どうせなんも変わりやしない

急ぐことばかりがめんどくさい


誰かが通ったその後ろを歩いて

今日もまたその足で踏む

進めてないように思っている自分

そして今日が過ぎていく

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