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さよならは言わない
この詩はSNS『Ameba』に掲載した作品を再編したものです。
月夜に二人で歩く道
後ろ姿を追いかけた懐かしい道
いつ頃だっけ
二人きりで見た流星群
あのときの景色は忘れられない
この道でお花見もしたよね
バカみたいにはしゃいだ
今思い出すとすこし恥ずかしい
花火も見たよね
空を彩る花火
とても綺麗だったな
僕はずっと君とこの道を
歩き続けると思ってた
でも別れは突然
いつもそうだっよね
大事なことは後回し
君らしいけど
見えてきた
君と初めてあった公園
変わらないな
いつもまでたっても同じ風景
さて、ここでお別れだ
君の背中が遠くなっていく
手を伸ばしても届きそうにない
そして僕は君がいなくなった公園で
君に別れを告げた
だけどさようならは言わない
僕はずっと待ち続けるよ
どんなに時がたっても
ずっとずっと君を待ち続ける
だから今はさよならじゃなくて
「また会おう、この場所で」