第6話 新章突入。集落への道
僕たちはどこに行けばいいんだろう。
ブロント「俺、集落に行くといいと思う。すぐ着くはずだからな。」
ブロントありがとう。集落へ行くぞぉー。
シャーサク「ゲッ、モンスターが襲ってきた」
フロストフワルが2体、炎黒人が1体、槍兵ケヤリが1体にヒールスライムが2体の計6体
特にフロストフワルは強敵だ……
ふわふわしていて空を飛んでいる上に攻撃が当たりにくい。
氷の息の威力はかなり強い。
炎黒人は攻撃力が高そう。更に体力も多く有りそうだろう……
他にもヒールスライムは他のモンスターを回復してくる強敵。
シャーサク「詠唱も無いこの技でダメージ♪『光の棘』」
僕は空間から無数の光の棘を呼び出した。
大量の光の棘がフロストフワル達を四方八方から乱れ攻撃。
かなりの傷を負わせた。
ブロント「剣技は投げる事も出来るんだぜ、剣技の応用技だぜ!!!【吹雪よ、巨大な氷の剣となり敵を滅却せろ】『ドッース・ネス・コールドブレード』」
ブロントは剣に巨大な吹雪の氷を包み込ませた。
だがこの氷と剣を分離させる……
ブロント「氷ぃ、あたれぇーーーーー」
ブロントはこの巨大な氷を思いっきり炎黒人に投げつけた。
効いている。氷には弱いようだ。
知能数も低めなので防御とか余り出来ないみたい。
炎黒人は倒すことが出来た。
ヒールスライム「ビキー『ファイアー』」
あのヒールスライム、小さめの炎を作り出し、それを発射してきた。
那遊ちゃんに当たってしまった。
手が少し水ぶくれしたみたい……
いたそう。
那遊「よくもやったわね。一撃で倒しますわ」
那遊ちゃんは思いっきりローズロッドでそのヒールスライムに攻撃。
倒せなかったが大打撃を与え、プシュ、ピタっと小さな血が所々から出る……
ヒールスライム「ピキィ『ヒール』」
ヒールスライムB(2匹目のヒールスライム)はヒールスライムに回復魔法
傷口は消え去り、傷が治ってしまった。
1体目のフロストフワルは冷たい息。冷たいがほとんど無傷。
だが……
フロストフワル「フワフワ『氷の息』」
僕達3人が凍りついた時、ケヤリ虫野郎はブロントに槍で攻撃
ブロント「ぎゃぁぁああああ」
ブロントの急所を突いた。
致命傷な大ダメージを受けてしまった。
ただでさえ、凍っているのに。ヤバイっ
那遊「今こそ回復の時ですわ。未来を信じよう♪『癒しの風』」
安らぎの回復の風が吹き、僕らの傷、氷を消し去る。
かなりの回復力だ……
シャーサク「詠唱を改造すれば強力になる?【光よ、巨大な茨となれ】『光の茨』」
――僕は力をこめた。
空から巨大な1本の光の茨が出現
――ドシンッ
光の茨は2体のフロストフワルを潰す。
2体とも巨大な茨によって消滅した。
残りの敵はヒールスライム2体と槍兵ケヤリ。
槍兵ケヤリは思いっきり飛び出してブロントに襲い掛かった!
ブロント「水系モンスター。弱点は電気『稲妻ブレード』」
その攻撃を避け、すぐに稲妻ブレード。
剣に稲妻に宿らせ、そして斬りつけた……
一撃で真っ二つになり、消滅した。
――後はヒールスライムだけだ!
ヒールスライムは2体とも突進。
那遊ちゃんはロッド、ブロントは鉄の剣で攻撃してダメージを与えている。
トドメの一撃を放ってやるよ
シャーサク「光の棘。詠唱無くても使えるがあった方が威力が増す!【光の棘、出現せよ】『光の棘』」
空間からちょっと大きい光の棘が無数に出現
四方八方に飛び散り、ヒールスライム達に猛スピードで襲い掛かる。
数が多く、ヒールスライム達は消滅した。
戦いが終わると一つの銅の剣が落ちていた……
シャーサク「武器、武器」
僕は武器をゲットした。
素手じゃ威力が無く、武器は必要不可欠。
冒険は大きく楽になる……