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雪男 柊木冬雪  作者: チェロ奏者
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第一章 冬の恐怖

Vtuberの柊木冬雪さんのために小説を書きます。

目次                                       

※ここでは一話と二話のちょっと

第一話「過去の旅」ー二

第二話「過去の邂」ー八

第三話「過去の」ー宇

第四話「過去の」ー虞゛

第五話「過去の」ー久



第一話「過去の旅」


柊木冬雪「それじゃあそろそろ配信終ろうかな~じゃね~バイバ~イ」


今日も一日頑張って疲れ切っている。配信が終わると、眠いので、すぐに床に就く。

次の日、周りの風景は昨日と同じだ。自分にも変化はない。身の回りの人も変化がない。いつもどうり、だが、何かが違う。何か違和感がある。でも周りを見ても、いつもと同じだ。

とりあえず身支度をして、会社へ行った。上司や同僚に挨拶をした。すると、上司が話し始めた。


上司「田中くん、もうそろそろ会社の雰囲気や仕事にはなれたかい?」


田中太郎「はい。もう一週間ほどしますので、慣れてきました。これも上司や先輩方のおかげです。」


上司「そうか、それならよかった。そういや昨日のこk・・・


あれ、なんかこの場面既視感あるぞ。あとこの話、以前したような記憶があような・・・。考えすぎか。


その日の夜 10時


柊木冬雪「こんばんわー Aluさんこんふゆー ~さんこんふゆー ~さんこんふゆー ~さんこんふゆー ~さんこんふゆー 今日も配信来てくれてありがと~ きょうさぁなんk・・・


11時56分


柊木冬雪「今日も配信最後まで見てくれてありがと~ じゃあね~ バイバーイ。」


配信が終わると、昨日と同じように床に就く。

次の日(?)昨日(?)と同じだ。いつもと同じなのに違和感、既視感がある。

会社に行く。上司や同僚と挨拶を交わす。そこでまた昨日と同じように上司が話した。


上司「えー、今日は初めての出勤ということで、最初はわからないことが多いと思いますので気軽に先輩方や私共に質問をしてください。」


田中太郎「えっ?」


思わず声が出た。理解ができなかった。何も考えられなくなった。数秒たって、とりあえず周りを見渡した。横にあるカレンダーを見ると。カレンダーでは、日付けが4月3日と示されていた。パソコンや、スマートフォンの時間も同様だった。

「今理解した。俺は過去に戻っているのだ。一体どういうことだ。」

何が起きているかを理解しても、何も考えられない。頭にはハテナしか出てこない。

僕は、訳も分からないまま、一日を過ごした。


体感での次の日。2週間前に戻っている。また次の日。3週間。次の日。1ヶ月。次の日。2ヶ月。

このように、だんだんと遡る時は増えていく。だが、ある時から時間が正常に動き出した。初めて時を遡った日から、現実世界の時間では、512年も遡った。つまり、西暦1514年になっていた。室町時代である。

自分の肉体の時間はそのまま、記憶もそのままで、なぜか時だけを遡った。

「何が起きてるんだ?どういうこと?何で?は?」

これからどうすればよいのかがわからない。本当に理解ができない。友達も、家族も、みんないない。知っている人は今のところは分からない。

「そういえばここはどこだ?寒いし、暗くてよく見えないな。」


柊木「あ」


発した声が反響する。

とりあえず手探りでその暗いところから出ようと進める道を探した。数分後道のある方に歩いていくと、一筋の光が見えた。

「やった!外に出られる!とりあえずはこんなところでは死なずに済んだ!!」

そう心の中で思いっきり叫んで喜んだ。そして、光の差し込んでくるほうへ走った。

外に出て景色が見えて真っ先に目に入ったものは、白く大きな山に囲まれた、城下町がだった。


第一話終了




第二話「過去の邂」


柊木「わぁ、綺麗だなぁー」


唐突に、ありえないことが起きたからか、その景色を見て、最初に出た言葉がこれだった。

 「だめだ、正気を保て、柊木冬雪。」

そう、心の中で自分を諭した。


いったん、今の自分の状況や、いる場所を整理してみた。


1、自分は今、過去に遡っている。なぜ遡ったのか分からない。元の時間に戻る方法も分からない。今、この時間は見てきた景色から見て、戦国時代の少し前であると考えられる。


2、自分の肉体的な時間や、体調は変化無し。身に付けている服や、持っていた物はそのまま、自分と一緒にこの時間に来ている。当たり前だが、スマホなどの電波を必要とする機械は利用できなくなっている。


3、今時分がいる場所は遡っていた最中に見た景色から、常に同じ所にいることが分かる。


「とりあえずこんなところか、さっき見えた城下町にでも行ってみるか。いや、この身なりで言ったら怪しまれるか。でもこのままでも何も進まないし,,,。」

そんなことを考えていると、近くで「ドさッ」と何かが倒れるような物音がした。その音のする方を見てみると、そこには、いかにも裕福な育ちであることが見て取れる着物を着た、少年が、倒れていた。

「えっ?誰っ?」「大丈夫?助ける?」「でもこの身なりだし」

「助けたらどうなる」「得体のしれない人が変なことをしたら処刑されるかもしれないし」「でももしかしたらなにかご恩をもらえるかも」

と、頭の中でいろいろな考えがよぎる。


「でも、この子にはこの子自身の人生がある。助けない手はない!」


僕は、倒れていた子の息を確かめた。息はしている。次は額に手を当てて

熱があるかをたしかめた。熱もないようだ。


「脳卒中とかくも膜下出血みたいな手術が必要なものだったらどうしよう。やばいやばいやばい」


そう焦っていると、近くで人の声がした。木々の陰から覗いてみると、そこにはこの倒れている子供を探しに来た武士らしき人たちがいた。


武士「資正殿!どこでござるか!」

  「資正殿!聞こえているなら、これへ参り候え!」

  「相政殿!無事にて候ふか!」


「やばい、見つかったら確実に何かいけないことが起きる。いったん逃げよう。」


焦っていたせいか、僕はその少年を、かかえってその場から離れた。

何とかばれず逃げることができた。とりあえず近くに見えた、洞窟に入っていった。そして僕は、連れてきた子供を寝かせて自分の上着を着せた。


「どうしよう、この子連れてきちゃったな。あのまま見捨てて逃げていたら、武士たちに見けられていたのに」


少年「御辺ふぁ誰で候ふか。ここはどこでござるか」


柊木「?!」


考えていると少年が目を覚ましていた。この時代の言葉は現代の言葉とは少し違う。だが柊木冬雪がこの時代の言葉を知っているわけがない。とっさに答えた。


柊木「柊木冬雪です…」


少年「左様にて候ふか、我こそふぁ、武蔵国の住人、太田資正なり」


少年はそう名乗った。


第二話終了






続きを書きます

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