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第9話 一歩前へ

 4月も過ぎ、5月になった。ゴールデンウイークには聖君と会えなかったけど、新百合ヶ丘に基樹君と葉君が来るから、久々に会おうって蘭が言ってきた。基樹君たちと会うのも、本当に久しぶりだから、会うことにした。

 みんなで駅で待ち合わせをして、ファミレスに行き、昼ごはんを食べることになった。


「3人とも別々のクラスなんだって?」

 葉君が、聞いてきた。

「うん、そうなんだよ。なんか寂しくなっちゃったよね」

 菜摘がそう言った。

「俺は、また聖と同じクラスだよ」

 基樹君が言った。

「葉君は?」

 私が聞くと、

「俺はまた、違うクラス」

と、答えた。


「そうか~」

 基樹君とは、聖君、また同じクラスなんだ。じゃ、また二人でさわいだりしてるのかな。

「そういえば、今のクラスにめっずらしく、聖のやつと気が合った女子がいて」

 え?気が合った?

「兄貴と~~?だって、硬派で通ってて、女子とは話もしないんじゃ?」

「そうなんだけどさ…。たまたまその子が席で、海の本見てて、隣の席で、俺と聖がしゃべってたら、聖が、その本に気がついてさ」


「海の本…?」

 私が聞くと、

「っていうか、ダイビングの本。あいつ、スキューバダイビングしたがってるじゃん。それで、いきなりテンションあがって、その子に、海好きなの?って聞いちゃって」

「……」

「いきなり、意気投合。隣で俺のほうが、びっくりした」

 意気投合…?


「へ~~。どんな子?可愛い?」

 蘭が聞くと、

「元気はつらつ。菜摘ちゃんタイプかな。水泳部で、泳ぐの大好きなんだって、真っ黒に日焼けして、髪もショート」

「あ、その子ってもしかして、水泳部のキャプテンしてない?」

 葉君が聞いた。


「してる。柳田美穂って名前。知ってる?葉一」

「2年、同じクラスだった」

「あ、そうなんだ」

「あまり話はしなかったけど、もろ、聖のタイプ、ど真ん中だよなって思ってたんだよね」


「あ!バカ、し~!」

 基樹君が、葉君の話を止めた。

「え?兄貴のタイプ?」

 菜摘がちょっと、驚いていた。

「いや、その…」

 葉君も、基樹君も、しどろもどろになった。


「どういうこと?基樹」

 蘭が、問い詰めると、

「いや、だから。聖って元気はつらつタイプが前は、好きだったから。今は違うと思うよ、うん」

と、基樹君は、首を振って答えた。


「ごめん、桃子ちゃん、俺、ちょっと変なこと言ったかな?」

 葉君が、私の方を見て、困っていた。

「大丈夫。私、知ってる…。聖君が自分で言ってたもん。自分の好みのタイプ」

「え?」

「元気で明るい子って」

「兄貴~~。そういうこと言うかな、もう~~。無神経だよね」

 菜摘が怒っていた。

「今度、兄貴に会ったら、怒っておくから」

「いいよ、そんな…」


「それにしても、めずらしくない?本当にあいつ、学校で女子とあまり口きかないのに、意気投合までって」

 葉君が、基樹君に聞くと、

「そうなんだよね。雑誌とかを持ってきては、二人でわいわいと話してる。どこの海を潜りに行きたいかとか、どこでライセンス取るかとか、行きたい海がまるで同じなんだってさ。俺には、聞いててもさっぱりわからないけど」

「へ~~。そりゃ、盛り上がるどろうな。聖、思い切り好きそうじゃん、そういう話題」


「そうなんだよな~~。あいつ、海の話とかしちゃうと、テンション上がりまくるもんね。沖縄の近くの島で、すんごい奇麗な海があって、なんたらかんたらって、盛り上がっててさ。柳田さんがそこに行きたいって言ったら、俺も絶対に潜りに行くんだって、力入れて話してた」

「やばいんじゃない?」

 葉君が、いきなり声のトーンを下げた。

「え?何が?」

 菜摘も、蘭も、聞き返した。


「その子とその海、潜りに行くなんて言い出したら」

「兄貴が?」

「いくらなんでも、それはね~~」

 菜摘と、蘭が同時に、首を横に振った。

「わかんないよ、そこまで、意気投合したら。その子、高校卒業してどうするか、知んないけどさ、沖縄ついていっちゃったりして」


「葉君!冗談にもほどがある。そういうのを軽々しく口にしないで」

 菜摘が怒った。

「ごめん」

 葉君は謝った。でも、私の方を向いて、

「だけどさ、桃子ちゃんも、聖と話があうくらいに、海のこと詳しくなったら?」

と、言ってきた。


「え?」

「泳げるようになれとか、一緒にスキューバしろとは言わないけど、せめて話が合うくらいにさ。桃子ちゃんだってそっちの方が、楽しくない?」

「そ、そうだよね」

 そっか。そういうこと考えたこともなかった。私もスキューバの本を、見たりしたらいいんだ。


「葉君も、基樹もその話はもう終わりにして!さ!他の話題に切り替えよう」

と蘭が、言い出した。ああ、助かった。実は、ちょっと、辛かったんだ。聞いてるの…。

 だけど、そのあと、どんな話題になったとしても、私の頭の中には、その柳田さんのことがあって、ずっと、心が重苦しかった。

 

 家に帰ってからも、気持ちは落ちたままだった。聖君と気が合った女の子。聖君の好みの女の子…。

「沖縄までついていっちゃったりして」

 葉君の言葉が、ひっかかる。


 ピンポ~~ン。

 夕飯の手伝いをしていると、玄関のチャイムが鳴った。

「ひまわり、出てくれる?」

 リビングでテレビを観ていたひまわりに、お母さんが頼むと、

「は~~い。いったい誰?お父さんならまだだよね~」

と、ひまわりは、ぶつぶつ言いながら玄関に行った。


「あ!幹男ちゃんだ~~!」

 ひまわりが大騒ぎをした。

「幹男君?」

 母も、ガスの火を止め、玄関に走っていった。

「お邪魔していいですか?」

「どうぞ、どうぞ~~」

 母は、幹男君のことを気に入っているので、すぐにご機嫌になった。


「桃子!お茶でも用意して」

「は~~い」

 私は、紅茶を4人分入れて、リビングに持っていった。

「今、桃子と夕飯作ってたところよ。幹男君も食べていって」

「え?いいんですか?」

「いいのよ、多めに作るから。ね?桃子」

「うん」


「桃ちゃんがお料理?」

「お姉ちゃん、上手だよ」

「へえ、そうなんだ。そういえば、昔チョコ、もらったことあったっけ」

「え?幹男君にあげたっけ?」

「覚えてない?手作りのチョコ、くれたよ」

 そうだったかな。父にあげた時に、もしかして幹男君にもあげたんだっけな。


「幹男君、大学受かってもう、東京に住んでるんでしょ?一人暮らし?」

 母が聞くと、

「はい。なんか、ようやく落ち着いてきて、もっと早くに、伺おうと思ってたんですけど」

と、幹男君は答えた。ひまわりも、

「おばあちゃんちの近くだっけ?」

と聞いていた。

「うん、だから夕飯はしょっちゅう、おばあちゃんちで食べさせてもらってる」


「じゃ、うちからあまり遠くないじゃない。うちにもちょくちょく来てよ」

 母にそう言われ、幹男君は、軽く頭を下げながら、

「はい。じゃ、お言葉に甘えて、遊びに来させてもらいます」

と、丁寧に言った。


「私、夕飯の用意してきちゃうね」

 私は、キッチンに向かった。実は、まだ、落ち込んでるのが尾を引いてて、明るく話す気分になれなかった。

 野菜を切ったり、炒めたりしている間、時々リビングから、ひまわりや母の笑い声が聞こえてきた。

 あ~~。能天気でいいよな、あの二人は、なんて思ったりもした。


「桃ちゃん」

 いきなり背後で幹男君の声がして、すんごいびっくりすると、

「あ、驚かせてごめん。ちょっと、料理してるところ見てみたくなってさ」

と、笑ってそう言った。

「な、なんで?」

「はは…。だって、まだまだ子供だと思ってた桃ちゃんが、料理なんて意外だから」

「そう?」

 まだまだ、子供…?ちょっと、傷つく。


「あまり見ていられると、緊張する」

 そう言うと、キッチンの横にあるカウンターの椅子に座り、

「じゃ、ここから話でもしてたらいいかな」

と、幹男君は片手に、紅茶を入れたカップを持ち、こっちを向いて話してきた。

「うん、それだったらいいかな」


 また、料理をし出すと、しばらく黙っていた幹男君が、

「そういえば、彼氏とどう?仲良くしてるの?」

と、聞いてきた。

「え?」

 ドキってした。なにしろ、今日は、基樹君や葉君の話で落ち込んでたし。


「な、仲良く…。うん、してると思う」

「あれ?なんだか、間があったし、顔が暗いね」

 ああ…。どうしてこうも私は、顔に出やすいんだろうか。

「悩みなら聞くけど?」

「……」

「深刻な悩み?」

「ううん。そんなことないけど、でも、お料理に集中できなくなるから」


「あ、そっか。じゃ、夕飯終わってから聞くよ。ね?」

「うん」

 幹男君はそう言ってから、紅茶を飲み干し、カップをカウンターに置くと、リビングに戻っていった。

 そして、しばらくテレビをひまわりと観ながら、わいわいと話していた。


 お風呂の掃除を済ませて、母がキッチンに戻り、夕飯の用意を二人で済ませ、父がまだ帰って来ていなかったが、さっさと夕飯を食べることにした。

「なんなら、泊まってけば?」

 有頂天になっている母が、幹男君にそう言ったが、

「いいですよ。帰ります。ちょっと勉強もあるし」

と、幹男君は断った。

「そう?残念ね~」

 母は、本当に残念そうだった。


 夕飯が済み、後片付けも終わると、

「桃ちゃん、話いい?」

と、幹男君が言うので、部屋に行って話をすることにした。

「桃ちゃんの部屋、変ってないね。小学生の頃から、ピンク色の可愛い部屋で」

「…うん」

 幹男君は、どすんってベッドに座り、

「で、どんな悩み事?」

といきなり、聞いてきた。

 

 話を聞く気満々なんだな。

「あのね…。今日、聞いちゃったんだ」

「うん」

「聖君、3年になってクラス替えしたら、気の合う女の子ができたんだって、聖君の友達がそう言ってて」

「聖ってのが桃ちゃんの彼?」

「うん」


「気の合う子?」

「うん。あのね、海が好きでダイビングをするのが聖君の夢で、沖縄の海や、その周辺の海に高校卒業したら、潜りたいんだって。その女の子も、同じ海、潜ってみたいらしくって、すごく話が合っちゃったらしいの」

「で?それが悩みになんでなるの?」

「聖君って、あまり女の子と話さないし、あんなに気が合った子いないって、聖君の友達が言ってて…」

「不安なの?桃ちゃん」

「うん」


「ま、不安になるのもわかるよ。違う学校じゃ特にそうだろうね。向こうは共学で、こっちは女子校だし。それはでも、仕方ないんじゃない?女の子が周りにいて、気が合う子が現れても」

「え?そういうもの?」

「付き合いだしたってんならやばいけど、友達なんでしょ?そんなのまで、気にしたら、桃ちゃんの身が持たないよ」

「…そっか」


「腑に落ちない感じだね?そんなに不安?」

「え?」

「かなり落ち込んでるでしょ?」

「顔に出てる?」

「思い切り…。昔からそうだから、すぐに何かあったのかってぴんと来るよ」

「そっか…。昔からなんだ、私」

「で?こうなったら、なんでも聞くよ?」


「うん…。あのね…。その子が、明るくて、すごく元気で、聖君の好みのタイプなんだ」

「え?じゃ、桃ちゃん、聖ってやつの好みのタイプとは…」

「うん、ちょっと違うと思う」

「ふうん…。まあ、理想と現実は違ったりするし、気にしなくてもいいんじゃないの?」

「うん…。そうなんだよね。ただ、聖君の友達の葉君って人が、もっと、聖君が好きなことを好きになる努力をしたらどうかって。私を変えていったらって、そんなこと言うんだ」

「ふうん」

「聖君は、このままの私でいいって言ってくれるけど」


「……。桃ちゃんさ、さっきから聞いてると、自分がどうしたいか、なんにも話してくれてないよ」

「え?」

「どうしたいの?変りたいの?変りたくないの?」

「…。私?」

「そうだよ。桃ちゃんの気持ちが肝心でしょ?」

「私の?」


「変りたいって思うのなら、頑張ってみたらいい。このままでもいいって思うんなら、そのままでいたらいい。どうしたいの?人の話を聞いて、不安になったり、ぐらつくなら、どうしたいかをしっかりと、考えてみたら?」

「うん」

 幹男君、変った。昔はただ、いじめられたら、やっつけてくれて、泣いてたら、慰めてくれる、それだけだったのに…。


「私は…」

「うん」

「……。見ていられるだけでいいって思ってたんだ。だけど、今、すごく不安なんだ。聖君がどんどん遠くに行っちゃったらどうしようとか、おいていかれたらどうしようかとか…」

「うん」

 幹男君は真剣な顔で、聞いててくれた。

「だから、ついていけるようになりたい」

「……具体的には、何を行動するの?」


「…行動?」

「変りたいって思ってても、変らないよ。行動しないと」

「……。そうだな。その子だったら、聖君と一緒に聖君の夢を叶えることができるよね。同じ海に潜って、感動を分かち合って」

「うん」

「いいな…。そういうのが、羨ましい。だから、私も」

「潜りたい?ダイビング?」


「で、でも無理だよね?だって、私泳ぐのもできないんだよ」

「無理ってなぜ、決めつけんの?桃ちゃん、わかんないじゃんか、やってみないと」

「え?」

「ダイビングをいきなりとは言わない。でもせめて、泳げるようになってみるとかは?」

「泳げるように?」

「スイミングスクールだって、あるでしょ?」

「…この年で?」


「俺の知り合い、40過ぎてから泳げるようになった人いるよ」

「……」

「やってみたら?」

「……」

 泳ぐなんてこと、考えたこともなかった。

「見てるだけで羨ましがって、指くわえてるより、やってみたらいいじゃん。もし、駄目ならそれでもいいし。やるだけやってみたら?」

「うん」


 そうか。その子を羨ましがったり、離れていくことを怖がったりしないで、私も聖君の隣にいられるように、努力したらいいのか。

「そうだよね。何もしないでじっとしてないで、やってみてもいいんだよね」

「そうだよ。その意気!」

「うん、ありがとう。幹男君。なんか、勇気出てきた」

「そりゃ、良かった」


「幹男君、なんだか変ったね。前は、そういうこと言わなかった。ただ、泣いてるのを慰めてくれてた」

「ああ…。そうだったかな?うん。俺も浪人してる間に、強くなったかもね。けっこう1年間、いろんなこと感じたり、考えさせられたりしたしさ」

「そうなんだ」

「いくらでも、背中押すよ。もし駄目で、泣きたい時には、昔みたいに胸も貸すよ。って、彼氏に怒られるかな?」

「ええ?あはは…。じゃ、ふられた時は、慰めてもらう」


「縁起でもない。そんなこと言っていいの?」

「よ、よくない。今のはうそ。うそ。うそ」

「そうだよ。頑張って泳げるようになって、見返してやれ」

「誰を?」

「彼氏を」

「変だよ。だって、聖君は何にも言わないもの。こうしろ、ああしろって」

「何も?こうなって欲しいとかないの?」

「うん」


「それも変だよね。普通あるでしょ?俺なら、彼女には、そうだな…。料理くらいはできて欲しいな」

「他は?」

「……。家庭的な子の方がいいかな」

「そうなんだ」

「やっぱり、あるでしょ。そういう理想っていうか、こうであってほしいみたいな…。そういうのがまったくないって、なんだか、興味ないんじゃないかって思ったりするよ」


「え?」

「…。ああ、でも、桃ちゃんはもう、お料理もできるし、十分家庭的か…」

「……。それは、幹男君の理想でしょ?」

「ああ。そっか、その聖ってのの理想じゃないね。はは…」


 そのままでいいって言ってくれるのは、変なのかな? 私も、聖君には、そのままでいてくれたら、それでいいけどな…。

 だけど、幹男君が言うように、羨ましいと思っているなら、自分もやってみたらいいんだよね。うん。前進してみようよ、私。


 そして、翌日、早速私は、パソコンで調べたスイミングスクールに電話をした。スクールは、幹男君も一緒に探してくれて、

「明日、絶対に電話すること。こういうのは、時間が立てば立つほど、嫌になっちゃうからね。夜、メールで報告してね」

と、言ってくれた。


 聖君には、まだ内緒だ。ちょっとでも、泳げてから言おうって思う。だって、泳げないうちに、ねをあげたらみっともないし。それに、泳げるようになって、驚かせたいっていうのもあったし…。


 昨日は、聖君から、

>みんなで会ってどうだった?楽しかった?

っていうメールがきたから、きっと葉君も、基樹君も、菜摘ですら、柳田さんのことを言わなかったんだろうな。 

>うん。楽しかった。今度は、聖君も交えて6人で会いたいね。

>そうだね。そうしよう。じゃ、そろそろ風呂はいるから、またね。


 あれ?もうおしまい?本当は、電話でも話したかったな。

 なんて、そんな欲が出てしまっていた。ああ、着ボイスや、アラームの声だけで、我慢するしかないかな。毎日会えてる柳田さんが羨ましい。


 ううん。泳げるようになって、びっくりさせるんだ。聖君が勉強で頑張っている間に、私にも目標ができたじゃない!

 そう思って、気合を入れて、私はスイミングスクールに電話した。そして、早速無料体験というのに、申し込んだ。

 ドキドキ…。その日が来るのが今から、なんだか怖いような、複雑な心境だった。


 夜、幹男君にメールで、それを知らせた。そうしたらすぐに、

>一歩前に、進んだね!

と、返信してくれた。

 そうか…。一歩前に、出たんだね、私…。



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