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君の鼓動が私を生かす  作者: 封火
2/3

仲違い

許さじと

言いし君は

この風に

身をいためては

なかろうものか


(仕立てのよい上着に添えられていた)



滋養には

キノコと聞きて

山入れば

毒キノコにて

花に変えなむ


(リンドウだろうか。少し萎れ始めていたが、鮮やかな青紫が美しい)



夕暮れの

見る間に落ちる

頃なれば

寒さ身にしむ

あたたかくせよ


(温石と共に送られてきた。彼にこそ必要だろうに。触れてみたが、既に石の冷たさに戻っていた)




払いしは

我が手というに

目が覚めて

日が暮れるまで

待つ愚かさよ

(書いてから、そっと紙を割いて捨てた)




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公式企画「俳人・歌人になろう!2023」参加作品です。




▼小説家になろう 公式企画サイト


https://syosetu.com/event/haikutanka2023/


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うっかり体調を崩しました。

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