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なんとなく青春

歓楽街の普通の青年

作者: ばーでーん




僕はいつも物理学を考えている

僕は今日も足で踏む浜の砂の弾性率を考える


ボヤボヤ歩くなよ

ここは深夜の歓楽街


僕は心ここに在らずだから

声かけやしないさ

風俗の客引きも

僕には心配いらないさ



僕はいつも物理学を考えている

僕は今日も水飴をかき混ぜる流れの速さを考える


ボヤボヤ歩くなよ

ここは深夜の歓楽街


僕は心ここに在らずだけど

声かけてくれたよ

水晶玉の占い師が

僕が心配だったみたい



僕はいつも物理学を考えている

僕は今日も水晶の屈折とスクライニングを考える


ボヤボヤ歩くなよ

ここは深夜の歓楽街



波打ち際に波が来ると、足裏の真下と縁で砂の流れが違って面白いです。

ちなみに、物理学は、占星術に端を発していると言われます。化学は、錬金術です。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  凄いな~。一心に物事を探求する方って、きっとこのような姿なんでしょうね。  素敵な青年を描いた、素敵な詩だと思いました。
[一言]  不思議を神秘として追求するものと、科学として追求するもの。  立ち位置と、やりかたがちがうだけで、方向はちがわないかと。  私、わりと(?)なんでも詩にしますけど、哲学や科学ではなく、「…
[良い点]  >ボヤボヤ歩くなよ   ここは深夜の歓楽街  このフレーズがなんとなく楽しいです♪  スクライニング、検索してみました。語彙がひとつ増えました。ありがとうございます。  足元の砂をさ…
感想一覧
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