「フレディ・マーキュリーと私」ジム・ハットン著(読書感想文)
「フレディ・マーキュリーと私」
ジム・ハットン著
三度目の通読。
① 1995年 8/21 205.5冊目(NOTE:4)
② 1999年 3/30 313冊目(NOTE:5)
③ 2018年 11/20 861冊目(NOTE:13)
②で、メチャ感情移入して、おかしくなっている。
この年、たぶん、フレディの誕生日 9/5 か
命日 11/24 にケーキ2つ
買ってきて、パーティしたんだと思う。
① は、まだ、カナダやP&Wの時期で、
この本を切ないラブストーリーだと考えて、
フレディは死の瞬間、本当は何を思ったのかと思い、
「ある異邦人の旅立ち」を書いた。
極めて正常な大人の判断、しかも、
物書きとしてのインスピレーションを
ちゃんと受け取っている。
② は、A社に入って、アジアに浮かれているあたり。
レスリー・チャンとか入ってきて、
なんか悲劇的なものに惹かれていく
魔の入り口?
だから、めちゃくちゃひたっている。
これは狂気に近い感情。
そろそろ狂い始めてたのかもしれない。
1991年11/24 6:48PM(7時12分前)
フレディは、ジムの腕の中で、
着替えの途中、亡くなった、とある。
父の介護を通して、
その様子も目に浮かぶよう。
最期に言った言葉が
「おしっこ、おしっこ」。
で、最期は言葉もなく失禁して、
それを着替えさせている間に死亡・・・。
①や②の私には全く分からなかった世界。
ジムはちゃんとフレディの介護したんだな。
そのジムも2010年に亡くなっていた。
フレディと同年代
(たぶんフレディの方が2コほど年上)なので、
62歳くらいで死んだのかな。
フレディ、45歳で、その約20年後に、
ジム亡くなる。
この本の中に限ってだけど、
メアリーは許せない。
でも、メアリーの視点に
立つこともできる。
フレディの性癖で集まってきたゲイどもが、
介護まがいのことをして、
恩をうって、財産目当てにしやがって、
みたいな。
フレディがメアリーにほぼ全ての権利を
残したという点で、ジム視点が崩れる。
ジムはやっぱり、ゲイの恋人に
過ぎなかったのかな、と。
ま、最後の7年やからね、、
フレディ(25歳)とメアリー(19歳)はたぶん、
20年くらいの付き合いやったのかな。
でも、私は、フレディが愛したものを
邪険にするメアリーは許せない。
でも、お金や贅沢が過ぎたよ、
華麗なるフレディ。
それじゃあ、残った人たちも困惑するよ・・・
まだ45歳だったフレディが、
いかに賢く生きるべきだったのかは、
わからない。
しかも、40代からは、自身の
エイズに恐れていたわけだし。
かたや、出せば出すほど
ヒットしたアルバムも残酷だと思う。
この時、それほどヒットしなければ、
彼の何かが変わったかも。
Kind of magic とか、私、
逆行してCD聞いていたんだなぁ、と思った。
I’m going slightly mad とか
Show must go on とかは、
最後の報の曲かな、と
思っていたけど、
I was born to love you (1984 あれ?昔やん)も、
Made in heaven に入った曲なのね・・・
もっと昔の曲だと思ってた。
この本では、もちろん、ジムは
純粋な恋人として書いているけど、
人間なんだから、かなりフレディには
経済的依存はしてたと思う。
それをはねのけたのが、
メアリーとジム(マイアミ)ビーチ弁護士。
法的手段がそうなるなら、
やっぱりある程度、フレディにとってジムは
おもちゃだったんじゃないかな。
本当にジムの自伝通り(言ってないか)、
フレディがジムを世界一大切に
思っていたら、遺言状は書き直していたと思う。
恐るべきは、メアリー。
フレディ、ジムとメアリー、
どっちが大切だったの?
それと、Who want to live forever が、
死の直前の曲でなかったのも
驚き!(1986年9月)
あと、驚きといえば、
プレゼントのくだらなさ。
そんな高級なおふざけプレゼント、
売るしかないやん・・・
と、常に思った。
あと、外人特有の、ケーキのセンスのなさ・・・
Don’t stop me now の
パーティ好きのフレディ。
本当に人生において、そんな頻繁に
パーティは必要?
やはり、今の私は②より①に近い感覚。
もう魔は去った。
より、現実的に物事が見れるようになった。
かわいそうなフレディ。
ジム。ガーデン・ロッジ。
どちらにしても、もう私とは
それほど関係のない世界。
通路は唯一、「ある異邦人の旅立ち」。
フレディが私に与えてくれた
インスピレーション。




