西方の章 国家解説集(2~269話)
西方:大陸を分断するように縦断する魔境山脈西側の地域。全体に湿潤で作物には適不適があるが土地は肥沃な場所が多い。
西方東部
ホルツレイン王国:旧ホルツレイン大公国。九百年前に独立後、現在のホルツレイン王国となる。
王都:ホルムト。百万人口を誇る大都市。
現国王:アルバート・メナ・ホルツレイン
南沿岸部に東への窓口、港町カロンなどがある。
他に、魔境山脈との緩衝帯に自由都市が多数存在する。
西方中部
トレバ皇国:以前は西方全域をその領土としていた大国。謎の民族『神使の一族』の血を引く王が統べるとされている。千四百年の歴史を持つという。
皇都:ロアジン。古い歴史を持ち、長大な街壁を誇る大都市。
現皇王:ルファン・メテウス・トルキウス
国内には衛星都市スーア・メジンや、鉱山都市ツルミエットなどがある。
他に南沿岸部にダッタン村などの自由集落。
西方南西部沿岸
クナップバーデン商民国:商民会議の合議制によって統べられている一応の民主国家。元は自由商業都市国家ベックル。
首都:ベックル
ロムアク村など、領土内に集落多数。
西方西部
フリギア王国:旧トレバ領。七百年前のフリグネル辺境伯の叛乱により独立。そのフリグネル辺境伯の血筋を王といただく王国。
王都:レンギア。内部に広大な練兵場を持つなど、尚武の国らしき王都を持つ。
現国王:サルーム・メテン・フリグネル
西方では唯一、北部密林周辺に獣人居留地を設定している。
注) これは主人公転移時の状態です。物語の展開による変化は反映されておりません。その後の変化に関しては『魔闘拳士』本文を参照ください。