小学校!
ヒーくん卒園前に保育所で怪我をしました。
迎えに行くと担任の先生に呼びとめられた。
先生「ヒーくんちょっと教室で遊んでる時に~で足が痛いと言っていて、」
と言われヒーくんを見ると自分の方を見て涙を流してびっこ引いてる。
これは・・・。
先生「あれ?ヒーくんさっきまで普通に歩いてたよね?お母さんが迎えに来たから安心したのかな?」
自分「ヒーくん大丈夫?痛いの?」
ヒーくん「痛い~(泣)」
先生「さっきまでは普通に歩いて遊んでたんですけどね~(笑)」
自分「演技が上手くなったかな?」
先生「ははは」
しかし、心配だったが腫れてもいなくてその日は帰って様子見。
翌朝。
ヒーくんの足が若干腫れてる。
そして痛がってます。
保育所休んで直ぐに隣町の病院に。
たまたま大きい病院から整形外科の先生が来ている曜日で診てもらえる事に!(ラッキー)
レントゲンを撮ってまた診察。
先生「ヒビ入ってるね。3ヵ月安静にしてね。」
自分「・・・・・歩くのは、」
先生「駄目駄目。移動は抱っことかして自分で歩かせないでね。直ぐそこの整骨院通ってマッサージしてもらって。」
自分「わかりました。ありがとうございます。」
マジですか。大人しく言う事聞いてくれるかすら(^^;)
保育所に報告。
先生が凄く申し訳なさそうに謝って来るが、ヒーくんも大人しくしてくれないし、仕方ない。通院代とかも出るそうなので大人しく家で2人大人しくしてようね。
だが、大人しく出来る訳が無い。おもちゃで遊ぶのにあっちにフラフラこっちにフラフラ。
3ヵ月の安静が伸びたら困るっ!となんとか歩いたら手術になるかも・・・。と言ったらなんとか大人しくなり
毎日整骨院に行ってマッサージ。トイレに行くにも歩いたら駄目だよと、抱っこして行くが、一日中抱っこしていると自分の膝が悲鳴を上げ始めた。
2ヵ月頑張った。そして左足の膝が逝ってしまいました。
あたたた~正座が出来ない。ついでに階段や家事の移動も辛い。
サポーター買ってきてなんとか後1ヵ月頑張りました。(泣)
しかし、これで安心だと思った矢先。
お昼に電話が掛かってきた。
自分「もしもし」
保育所「ヒーくんのお母さん、ヒーくんが火傷をしてしまいまして。」
なぬ~っ!!!洗濯モノ干して昼寝してる時に心臓に悪い電話してくんなっ!
直ぐに保育所に車を飛ばす!3分で到着。
職員室でソファに横になって涙を流すヒーくん。
骨のヒビ直ったばっかだぞっ!?
先生「給食の味噌汁がお腹に掛かってしまって、」
保育園児が食べる給食の味噌汁どんだけ熱いの?!(給食センターは保育所の隣なので出来たて熱々だよ。)
ヒーくんのお腹は真っ赤になって少しただれていた。
直ぐに帯広の病院へ。
の前に小学校に居るハーちゃんをお迎えに。(下校前に帰って来られそうにないので)
3人で病院に着いた頃にはヒーくんぴんぴんしてました。
自分「・・・痛い?」
ヒーくん「ん?痛くないよ」
・・・・・。
しかし診察するためにお腹を出すと、すでに皮膚がエライ事にっ!
思わずヒッ!と言いそうになった。
先生「痛かったね~。お母さん毎日薬を幹部に塗ってガーゼで固定して上げて下さい。2週間後にまた来てね。」
自分「はいわかりました。ありがとうございます。」
ピンク色になった皮膚がぶよぶよになって少しでも触ったら剥がれてしまいそうな感じです。
帰り道、車で走っていたら余所の村の神社でお祭りをしていて車を停めて寄って見たら、もう終わってお片付け中。まだ片付けてる最中で売れ残りの綿あめがぶら下がっていた。
自分「あの、もうこの綿あめとか買えませんかね?」
おじさん「ん?いいよ~」
おおラッキー500円したが、1個購入。
ヒーくんもハーちゃんも大喜び。2人で仲良く食べなね。
帰る途中だからそのまま保育所に寄る。
お迎えの時間になっていて皆外で遊んでいた。自分の車に気付いた他のクラスの先生が門の外に出てくる。
先生「あれ?ヒーくんとハーちゃん綿あめ食べてるの?美味しそうだね~」
自分「○○村の神社で祭りやってて、終わってたんですけどこれだけ買えたんですよ~」
先生「へ~平日のこんな時間に祭りしてるんだ~」
その後ヒーくんの担任登場。
先生2回目なのでかなりの落ち込み様。しかし、自分としては2度ある事は3度ある・・・かもしれない。
3度目が無い事を祈る。
なんとか保育所に居る間、3度目が来る事はありませんでした。(よかった。)
お腹の火傷も毎日薬を塗ったおかげか、火傷の跡は綺麗に消えました。
ついに保育所の卒園です。
何度も何度もこっちを向いていたが、なんとか無事に卒園式が終了。
成長したヒーくんに思わず写真撮りまくりです。
小学校ではヒーくんに対して一人の先生が着いてくれる事になりました。
しかし、最初はどの程度なのか皆と同じ普通学級で様子を見ると言われましたが、ヒーくん大丈夫かな?
そして入学式。
ヒーくんのランドセルは薄い紺色。
自分で色を選んでくれた!初めはハーちゃんと同じ水色がいいと言っていたが、途中でやっぱり緑(ヒーくんマリオのルイージが大好き)がいいと言ったが結局この色に(^^;)
6年使うものだからね、真剣に選んだ方がいいよね!
入学式で小さいスーツを着たヒーくんが頑張って大人しくちょこんと座ってる。
男の子たったの3人。女の子6人。
自分の時は30人だったけど、時代なのかね~自分の母校にヒーくんが入学した事が信じられない。
自分は結婚なんてしなくてもいんじゃね?って思っていたが、早くに結婚して子供を産んで、その子供が自分の母校に通うのはなんだかむず痒いものがある。
懐かしい母校の体育館で保護者席に座って子供の様子を見守る。
ヒーくん・・・・クラスで一番小さくて可愛いな。(親馬鹿。)
写真連写ですよ。カシャシャシャシャシャシャ!
しかし入学は嬉しいが、はたして勉強の方は大丈夫なのかが心配だ。
保育所では宿題なんてものは無い。夏休みも冬休みも無い。運動会や学芸会の時は多少練習とかしないと駄目だが、
小学校はそうはいかない。
夏休みや冬休みなどは宿題に工作と朝顔の観察など、ハーちゃんは普通にやってるが、それをヒーくんが出来るかと言えば、・・・うん無理だな。
そして、自分もたまたま偶然で仕事ゲット。
小さい頃からの友達が地元で働いていて。そこのパートに欠員が出たことで自分にお呼びがかかった。
休みやすい職場だったので直ぐに履歴書を用意して直ぐに面接で合格。(面接自分1人しか居ねぇ受かる訳だ。)
ヒーくんが支援センターに通ったりしていて休む事も了承してくれた。良い所だ。
なのでヒーくんには可哀相だが学童に入ってもらわねば。
学校から家に帰るには国道を跨がないと行けないのだが、ところどころ交通安全の旗を持ったおじさんが見守ってくれているが、心配なので学童入れます。
面接でヒーくんが発達の障害がある事を説明して散歩など気を付けてほしい事など説明をしてなんとか入所オッケーが出ました。
そして小学校も登校が始まりました。
今までよりも重たいランドセルを背負わないと行けないので大丈夫かなと思ったがなんとか一緒に行けば大丈夫だった。
しかし学校では慣れない場所で緊張してしまうのか初日に熱を出した。
ヒーくんのK先生(支援学級の先生)にはやっぱり皆と一緒に授業を受けるのは無理なので早々に別クラスになり、そこでヒーくんとK先生の2人で授業をする事に。
ヒーくんは「自分の部屋があるんだよ!」と嬉しそうだ。
しかし学童に行くと微熱が出て仕事中に連絡がきて迎えに行く事がしょっちゅうあった。
そんなこんなで仕事を初めて初めの4ヵ月位はまともに働いてないな~首にはならなったのは本当に助かった。
1年生なので算数と国語。だけ支援学級。後は皆で一緒に勉強しようね~(音楽・がっかつ・体育・図工・道徳)
国語と算数は他の子との理解力の違いがあり過ぎて無理だった。
1から4までは言える。しかし1から4の数字を並べてもどれが1でどれが4なのか解らない。
言葉も自分の名前はなんとか書けるが、あいうえお・かきくけこ・さしすせそ・~と順番に言えない。
言葉を文字にした時の理解が出来ない模様。
少しずつ頑張って行こう自分の出来る範囲で構わない。無理強いをしてしまったら、その事自体を嫌になってしまう。ご飯を食べる事にも余り頓着していない。(お菓子は好きなので、なるべく野菜系やカルシウムとかを多く含んだりしたおやつをチョイス。)
食べる事に関しても無理に食べさせたら食べる事自体を嫌う様になるかもしれないから気をつけてね。と発達支援センターで言われている。
が本当になかなか食べないので心配になる。主にばっかり食いだ。
たらこやイクラが好きなので、ご飯にかけてあっという間に間食。
たらこも同じ。なので、うちではブロッコリーごはんを良く出す。
茹でたブロッコリーを細かく切り刻んでご飯に塩を少々振って混ぜて出す。
これハーちゃんもヒーくんも子供大好き。休みの日になると、冷蔵庫にある野菜を色々入れて見た目気持ちの悪い色をしたチャーハンを出す。味は野菜たっぷりだけど美味しいから食べてくれる。
しかし魚を焼いたり、炒め物や煮物、納豆などだすとご飯は単品でなく複数食卓に上がる為なのか単品だけ食べらればいいと言う訳ではなくなるので興味がわかない模様。ご飯にふりかけ掛けて混ぜて食べて終わり。
何も食べないよりはいいかなと思い、無理にあれもこれもと食べさせる事は無い。
そんな時ヒーくんの足の人差し指の所に魚の目の様なモノが出来ました。帯広の総合病院に行きましたが、ついでだからと小児科にも掛かった。(小児神経専門医在籍とネットで情報ゲットしてたので行ってみた。)
今まで軽度発達障害としか言われた事が無く、きちんと病院で診察してはっきりとなんの障害なのかは調べてはこなかった。
自分で言うのもなんだが勇気が出なかったのかもしれない。
はっきりとなんの障害だと言われるのが嫌だった。
軽度の発達障害。それがなんの障害なのか知ろうとしなかったのは自分の勇気が出なかったから、障害に関する本なども、ヒーくんに当てはまる症状が書いてあるのを色々揃えて読んだが、所々当てはまりはするが結局のところどの障害なのかはわからなかった。(素人なんだから当たり前だ。)
ここに来たのも何かの縁だと思い。受付で小児科も受信する事に。
産まれてからの行動や言葉。後追いから言葉を喋り出した時期などを今の段階まで説明していく。握力やスキップしてみてと言われたが出来ず。そして言われた言葉が。
先生「自閉症だね。ここじゃちゃんとした検査出来ないから音更の緑○病院に紹介状書くから予約取って通って。」
はっきりと言われました。
自分「・・・・・・・・。」
先生「後ね、この子自閉症としても小さすぎるよ。」
と言ってヒーくんの金玉を触りだした。
ヒーくん「イヤーン♪」
先生「面白い子だね。」
・・・・・・(^^;)今まで笑わせすぎたせいかかなりのお調子者に成長。
先生「うん。ちょっと血液検査と手のひらのレントゲン取って来てくれる?」
自分「解りました。」
看護婦さんに場所の説明を気いてレントゲン室に行ってレントゲンを撮り、血液検査に行ったが、ここでヒーくん不穏な空気に気付く。
ヒーくん「注射?」
自分「直ぐ終わるよ。」
ヒーくん「いや~っ!(泣)」ガシッと拘束。
看護婦さん「直ぐに終わらせるからね~ちょこっとだけごめんね~」
ヒーくん「痛くしないでね。(泣)」
看護婦さん「ふふ可愛い」(看護婦さん今の言葉で笑ってるでしょ?)
検査結果が出てまた診察。
先生「これね、レントゲン見てもらいたいんだけど、」
小さな子どもの骨のレントゲン。小さいな。
先生「この骨良くて3歳くらいまでの成長しかしてないから。」
・・・・・・・・・・・え?
先生「それと血液検査の結果なんだけど、他は以上無いけど成長ホルモンの数値が平均で150なんだけど、この子は86しかないんだよね。」
・・・・・・・。
先生「自分で成長ホルモンを上手く分泌出来ていない可能性があるんだよね。となると、自分で毎日ホルモン注射になるかもしれないんだけど、ある一定の数値に達して無いとこの注射はうてないんだよね。その為にちょっと検査入院しようか。まず、MRIなんだけど、大人しく出来なから寝てもらうね。それとインスリン低血糖っていう検査なんだけど、成長ホルモンの分泌量を計る検査で副作用で痙攣起こすかもしれないけど、ちゃんと医師が診てるから大丈夫です。それとアルギニン負荷試験と染色体の検査ね。一回旦那さんと相談してもう一度来るかい?」
自分「いえ、大丈夫です。先生に任せますんで、入院日そちらで決めて下さい。こっちで合わせますんで。」
先生「わかりました。今確認取るからちょっと待ってね。」
と言って電話をして入院日の確認の電話をする先生。
先生「9月2日に取れたから、その日に入院しようか。2泊3日ね。入院の説明は看護婦がするから。」
て事で検査入院する事になりました。
足は結局イボで窒素でブシューと一瞬で終わり。(2週間もしたら瘡蓋になって消えるとのこと。)
そしてまたまた旦那に事後報告(笑)
そんなこんなでついに夏休みっ!宿題でました。ヒーくんだけのK先生オリジナル宿題。
5~6枚しか出来なかった。(^^;)名前を書く所から挫折。
学童に行ってる間に宿題もする様で一応持たせて行かせたが直ぐに、
ヒーくん「もう行かないっ!」
自分「どうした?なんで行きたくないの?」
ヒーくん「宿題ヤダっ!やりたくないっ!」
自分「ん~じゃあやらなくていいよ、学童の先生にはママが言うから、それでいい?」
ヒーくん「・・・先生に言うの?」
自分「やりたくないんだよね?それともやっぱり宿題やる?」
ヒーくん「ヤダっやらないっ!」
自分「わかったよ~明日の朝先生に言うから安心しなね。」
結局自分から宿題することは無く、今ヒーくんは学校で宿題の続きを少しずつやってるそうです。
先日低学年のプール記録会があり見てきましたがなんと可愛い事でしょう。
ビートバンを持って腰に浮輪を付けて大人の腰位までの水位の所で頑張って泳ぐヒーくん。(またまた連写。可愛かった。)
今はまだ夏だが、北海道はもう寒くなってきました。秋到来。
雪が降ってきたら、今度はスキーにスケートだが、大丈夫かな?
ヒーくんが通う小学校。真後ろスキー場なので、1週間に必ず1回はスキー授業があります。スケートリンクもグラウンドに保護者で作ります。
そして学生はフリーパスを貰えるので好きなだけスキー滑り放題。
毎年ハーちゃんと2人でしょっちゅう行ってました。(^^;)
親はリフト代自腹。小学校からそんな生活してたらスキーの上達半端無い小学生ばかり。本格使用のスキーセットで毎日の様にスキー場に通う小学生やスノーボードで上手く滑る小学低学年。
それを横目にハーちゃんとスキーを滑る。(ハーちゃんはスノボしたいが自分はスノボ乗れないので仲良くスキー)
ハーちゃんの小学校入学前にスキーを教えたのも自分だった。
自分も子供の頃からスキー三昧だったので、スキーはお手の物。
今年はヒーくんにスキーを教えなければ(^^)ソリコースにシフトチェンジしそうだけれども学校じゃリフト乗るのは必須だろうしな~大丈夫かね?
楽しみだ。