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用語解説(DX3)

【DX3】

 ダブルクロス The 3rd Editionの略。

 TRPGのゲームシステムの一つで、富士見書房より出版。デザイナーは矢野俊策氏。

 現代を舞台に、レネゲイドウィルスというウィルスに感染し超能力を持ったオーヴァードと呼ばれるPC達で遊ぶシステム。

 恐らく、一番の売りはライトノベルや漫画に登場する超能力者のキャラクターのほとんどを再現できることであろう。

 本作者もおススメ。


【レネゲイドウィルス】

 DX3の世界に存在する未知のウイルスの名前。

 このレネゲイドウィルスに感染し、発症することによりオーヴァードとなってしまう。

 レネゲイドウィルスの存在や情報は後述するUGNに隠蔽されている。


【オーヴァード】

 レネゲイドウィルスに感染し、発症することで超能力を得た人間のことを指す。

 狭義にはジャームを除く理性を持ったもののことを示す。

 オーヴァードは様々な超能力を使用できる。


【ジャーム】

 レネゲイドの侵食に負け、人間としての理性を失ったオーヴァードのことを指す。

 ジャームになると、怪物のような外見になり、獣のようになるのが通例だが、人の姿を保ったままの者もいる。


【レネゲイドビーイング】

 レネゲイドウィルスが集合体となり、意識を持った生命体のことを指す。

 そのため、漏れなくオーヴァードである。

 その姿は千差万別で、人間と変わらぬ形をしているものもあれば、鉱物や動物、中には実態を持たないものなどもいる。


【UGN】

 ユニバーサル・ガーディアンズ・ネットワークの略。

 人間とオーヴァードの共生を掲げる組織であり、世界中に支部を持っている。

 主にレネゲイド事件の解決と、レネゲイドに関する研究を行っている。

 また、レネゲイドはまだ一般的に公表されるべきでないと人々に真実を隠している。


【FH】

 ファルス・ハーツの略

 レネゲイド関連のテロ組織であり、UGNの敵に当たる。

 レネゲイドを公表し、オーヴァード優位の社会を作り上げようと暗躍している。

 ファルス・ハーツは一枚岩ではなく、セルというグループ単位で活動しており、その目的や活動内容は異なる場合がある。


【ゼノス】

 レネゲイドビーイングで構成された謎の組織。

 行動に一貫性が無く、目的も謎となっている。


【エフェクト】

 オーヴァードやジャームが持つ、超能力。

 コンピュータRPGで言うと『技』や『魔法』に相当する。


【シンドローム】

 エフェクトの種類を体系的に13種類に分類したもの。

 各エフェクトの詳細は下記参照。

 オーヴァードは基本的にこのシンドロームを1~3つ持っている。


【ブリード】

 オーヴァードが何種類のシンドロームを持っているかを表す。

 1種類なら『ピュアブリード』、2種類なら『クロスブリード』、3種類なら『トライブリード』と呼ばれる。


【侵食率】

 オーヴァード内のレネゲイドがどれだけ侵食されているかを表す数値。

 基本的にオーヴァードは侵食率が100%以下で安定しており、逆にジャームは100%以上で安定している。


【ロイス】

 PCにとっての行動理念、大切な人物、憎むべき敵などに紡がれる絆を示す。

 このロイスがオーヴァードをジャームと変化させない要素となる。

 ロイスには通常のロイス、Sロイス、Dロイス、Eロイスの4種類がある。


【タイタス】

 ロイス対象の死や裏切りなど何らかの理由で絆が断ち切れたロイスを示す。

 タイタスは昇華することで、PCは新たなる力を得る。


【Dロイス】

 ディスクリプトロイスの略。

 絆ではなく、自分自身が持つ設定や能力に対して結ぶロイスであり、通常のオーヴァードにはない特殊な能力や設定を得ることができる。


【Sロイス】

 スペリオルロイスの略。

 最も重要なロイスと結ばれるロイスであり、より強い感情を対象に対して抱いていることを表している。

 タイタスにして昇華することで、通常よりも強い力を得ることができる


【Eロイス】

 エグゾーストロイスの略。

 ジャームのみが持つ、人間であった頃の精神の慣れの果てのロイスであり、凶悪な力を得ることができる。

 通常はジャームしか所有していないが、GMの裁量によっては一般のNPCのオーヴァードが取得していることもある。



シンドロームの紹介

【エンジェルハイロゥ】

 光を操るシンドローム。

 レーザー攻撃や、光の屈折を利用した幻覚の作成、五感の強化などがエフェクトとして挙げられる。



【バロール】

 重力を操るシンドローム。

 重力を強化して敵を押しつぶしたり、斥力で防御したり、高重力で時間や空間に干渉するなどがエフェクトとして挙げられる。


【ブラックドッグ】

 電気を操るシンドローム。

 体内電流を増幅して雷を打ち出すことによる攻撃や、機械を体に埋め込み操作するなどがエフェクトとして挙げられる。


【ブラム=ストーカー】

 血液を操るシンドローム。

 体外に排出した血液で武器や従者と呼ばれる使い魔を作り出したり、血液のコントロールで再生能力を高めるなどがエフェクトとして挙げられる。


【キュマイラ】

 自らの肉体を獣に変えるシンドローム。

 羽根や新たな腕を生やしたり、人間には不可能なパワーで攻撃を行うなどがエフェクトとして挙げられる。


【エグザイル】

 自らの肉体を軟化、硬化させるシンドローム。

 髪の毛を自由自在に操るほか、腕を伸縮させる、骨を剣にするなどがエフェクトとして挙げられる。


【ハヌマーン】

 超スピードで動作を行うシンドローム。

 反射神経の強化、超常的なスピードでの行動、振動を操るなどがエフェクトとして挙げられる。


【モルフェウス】

 物質の変異、創造を行うシンドローム。

 物質を変形させ銃にしたり、無から有を作り出したり、物質を練成した際に発する砂を操ったりするなどがエフェクトとして挙げられる。


【ノイマン】

 思考能力を特化させたシンドローム。

 正確無比の狙いで敵を打ち抜いたり、超人的な思考能力で問題を解決するなどがエフェクトとして挙げられる。


【オルクス】

 領域を操るシンドローム。

 因子と呼ばれる物質により、地面を隆起させたり、動物を操るなどがエフェクトとして挙げられる。


【サラマンダー】

 炎や氷など温度を操るシンドローム。

 吹雪をおこして相手を攻撃したり、熱を使って相手の銃弾を蒸発させるなどがエフェクトとして挙げられる。


【ソラリス】

 化学物質を生成するシンドローム。

 仲間の肉体を薬物によって強化したり、傷を治癒するなどがエフェクトとして挙げられる。


【ウロボロス】

 謎のシンドローム。

 能力としては未知であり、相手の能力を侵食したり、模倣するなどがエフェクトとして挙げられる。

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