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小説作法  作者: 環道遊星
5/6

中級—語り方2


・『〜た』ばかりにしない

× 僕はホルスターから拳銃を引き抜いた。そして目の前の彼の頭に標準を合わせた。撃つと、彼の頭は粉々になった。

○ 僕はホルスターから拳銃を引き抜いた。そして目の前の彼の頭に標準を合わせる。撃つと、彼の頭は粉々になった。

 ちょっとした工夫で文章は読みやすくなります。


・途切れ途切れの文章、長ったらしい文章

× 僕はホルスターから拳銃を引き抜いた。目の前の彼の頭に標準を合わせる。撃った。狙い通り彼の頭に当たる。彼の頭は粉々になった。

× 僕はホルスターから拳銃を引き抜き、目の前の彼の頭に標準を合わせ、撃つと彼の頭は粉々になった。

○ 僕はホルスターから拳銃を引き抜いた。目の前に彼の頭に標準を合わせ、撃つ。彼の頭は粉々になった。

 この辺は個人の感覚ですね。僕の例文にしたって駄目駄目だと言う人だっているかもしれない。

 しかし穏やかでない文章ですね。


・強調を使おう!

 『〜なのだ』という文を入れることで文章に幅が出来ます。

 強調は、『強調』したい時に使いましょうね。理由だとか、謎明かしだとか、そういう場面です。

○ なぜ彼を撃ったのか。それは、彼が真犯人だったからだ。彼も僕が気がついているということを知っていたのだろう。口封じの為に僕を撃とうとしたので、僕は彼を撃ったのだ。

 他にも『〜のか』や『〜のだろう』という語を入れていますね。


 人間、自分の知らないことが必ずあります。人の心は絶対に分かりません。

 人の心を描写する時は『だろう』『のようだ』という言葉を使うべきなのは言うまでもありません。目に見えてその感情が表に出ている(怯えている、怖がっている、等)は例外ですが。

 たくさん小説を読み、文章の幅を広げましょう。

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