登場人物紹介
主人公
夜羽 終夜
18才の大学生
黒髪で常に黒の服を着て無愛想。
端から見たら根暗だが、実際頭の中でも世間のイデオロギーを斜めから見る癖がついていてそんな自分が誰かを幸せにすることはできないと考えている。
その反面、雄大の影響を強く受けており、自分も大切な人を守りたいと思っている。
将来は一級建築士になるのが夢で雄大との約束でもある。
彼女は18年間一度もできず半ば諦めている。
しかし、三四には性的な意味でからかわられたりしているが、好きなのかどうかはわからない。
もう一人の主人公
田辺 雄大 (たなべゆうだい)
18さいの予備校生将来は検察官を夢見ており、その意思は固く毎日勉強に明け暮れている。
性格は終夜と正反対で悪は絶対に許さないという持論を持つ。
流行りや恋愛も人並みにしていて、終夜よりも人生経験は豊富。
しかし、外では強気で見せているが根は寂しがり屋。
終夜の家庭のことを気にしており、自分にも何か出来ないかと悩んでいる。
終夜の人生において最高の友であり最強のライバル。
高崎 三四 (たかざきみよ)
終夜とは高校時代にバイト先で仲良くなり今に至る。
男をかんたんに落とせるぐらいの美貌を持ち彼氏は今はいない。
大学生であり経済学を専攻している。
雄大とも面識がありその目標意識の高さに感心している。
成川 ともき (成川ともき)
終夜と同じ大学に通う18才
高校時代は成績優秀だったがある事件をきっかけに殺人者の道へ。
人は自分の価値観でしか物事を図れない、という考えを持ち自分自身もその考えで復讐者となった。
自分を、自分自身の闇に落ちた堕天使と評してる。
涼風 舞花 (すずかぜまいか)
ともきの彼女で今時の女の子。
ともきとはずっと一緒にいようと誓ったが、ある事件をきっかけに記憶喪失となりともきのことも完全に忘れてしまう。
ー警察関係者ー
連洞 氷夜 (れんどうひょうや)
大阪府警察本部庁に勤めているエリート刑事。
その冷めた瞳から警察よりも犯罪者を思わせる。
しかし、犯罪者には厳しい処置を施し、例え身内であろうと警察の誇りを持って平等に裁く。
終夜には、一目置いており彼の洞察力を高く評価している。特技は、尾行。その腕は府警本部一。
前原 圭吾 (まえばらけいご)
連洞の部下で新米刑事。
たまに抜けているが、その運動神経は連洞が認めたほど。
前原と連洞のコンビは府警では異色との評判(前原は笑顔が似合う好青年で連洞は仏頂面だから)