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〜51章〜 戦士の帰還


煙と炎が辺りを包み込み、光景は戦場と化していた



ルシファー「・・・」



その炎と煙の中、悠然と立つ男は傲慢の名を語る悪魔



ゴーゴン「アレス様!!」



サイクロプス「くっ、なんなんだよ、あいつは!!」



明らかに、戦力が足りてない!!

あの悪魔を倒すにはもっと戦力が必要なのに!!



グライアイ「あ、あぁ。もぅだめだぁ。」


パンドラのビショップメンバー全員が絶望していたその時



「いっひひひ。ぁ~きらめてひはいけませんよぉ?」



三人の後方から、白衣をきた薄気味悪い笑みを浮かべた男が歩いてきた



ハーデス「いっひひひ、落ち着きたまえよぉぉお。起きなさいよ、アレス。」



ゴーゴン「お待ちください!!アレス様は、負傷しており直ちに手当が必要かと思われます!!」



ハーデスはゴーゴンの顎に手をやり、下等なモノを見るような目で見た


ハーデス「・・・君はこの私に意見するほど偉いのかねぇ?そもそも、こんなところまで私が来なくてはならないのは君達がお使いもまともにできない最低最下のゴミだからだ。」



アレス「やめろ、私の部下を虐めるな。」



ハーデス「いっひひひ、やっとおきましたねぇ。」



アレスはゆっくりと身体を起こした


グライアイ「どうして!?」



ハーデス「アレスがあれぐらいで死ぬわけないでしょうがぁ。」



まぁ、こいつ等には理由を言うまでもないかねぇ。



ルシファー「・・・化け物が。」



そうしている間に警察のサイレン音が聞こえてくる


ハーデス「チッ、いきますよぉ。」



真城「ルシファー様、逃げましょう!!」












ー七つ星幼稚園ー



陸「・・・なんですか、これは。」



真夜「ん?貴様は折り紙も知らんのか?」



陸「いぇ、そうではなくて。何故そんなモノを・・・。」



真夜「子供達が鶴を折ってくれと言うのでな、今折ってるんだ。しかし、・・・難しいな。」



陸「・・・」



なんなんだ、この女は。いや、そもそも俺があの時負けなければこんなところにくる事もなかったのに。



「おねぇちゃん!!まだぁ?」



真夜「まぁ待て、すぐにできる。」



真夜は、慣れない手つきで折り紙を折っていた


陸「・・・何故、ここなんですか?」



真夜「ん?なにがだ?」



陸「こんなうるさく、礼儀知らずな子供しかいない場所で、そんな不毛な事をやるなんて。」



真夜「ふふふっ、」



陸「なにがおかしいんですか。」



真夜「いや、貴様は昔の私のようだな。・・・私もここに来た当時は、貴様と同じ様な事を言っていたさ。だが、ここに通ううちに変わっていく自分にも気づいたんだ。私は今はもう二十歳だ。それなのに、こんな小さな子供に変えられた。ふふっ、おかしいとは思わないか?」



陸「・・・思います。てゆーか、どうしてそれなのにここに通い続けていたんですか!?」



敬語がゆるい陸を気にせず話を続ける真夜


真夜「私の学校の生徒会副会長の頼みでな。彼女だけは、私の中で一番友達というモノに近い存在だから断れんかったのだろうな。」



陸「へぇ、そうなんですか。」



陸は、園内で走り回る園児達を見ながら小さくため息を漏らす



陸「ほんと、めんどくさい事になった。」



京園寺陸は、夜羽終夜に敗北した。

しかも、京園寺財閥所有の島を無断で使用した事と、京園寺財閥に所縁のある企業の役員達を客として迎え、敗北した。その面汚しには必ず制裁が下されると恐れた陸はあの後すぐに国外へ逃亡した。だが、いくあてもなく、また逃げきれるはずもなく京園寺貘亞の前に引きずり出され黒神家への出向を言い渡され今に至る。












ー建立大学ー



恐ろしく、冷たい目で激しい怒りを胸に秘めてる男が講義を受けていた



終夜「・・・」



あのクソアマ・・


ふざけんなよ、マジで。なんなんだよ、あの態度!!本当に馬鹿げてる!!人を土下座させるとか何様なんだよ!?朝からずっっっつとイライラしてる。


全身の血管から地が吹き出しそうなくらいイライラしてる。



水葬「おーい、終夜。」



終夜「・・・なんだょ。」



水葬「うん。明らかに僕はイライラしてますって顔に書いてるね。」



そんな終夜を茶化す水葬



終夜「ムカつく奴がいたんだよ」



水葬「ほぉほぉ、へぇ」



水葬は、窓を眺めながら首だけ動かしていた


終夜「興味がないなら最初から聞くなっつうの」













ーパンドラ所有アジトー



エピメテウスは、自身の研究に没頭していた



「あら、随分と熱心ね」



ふと扉のないところから声が聞こえた。エピメテウスは、振り向かずに研究に没頭しながら言葉を話した。


エピメテウス「なにか用かな。私は忙しいんだよ、幻影天使」



ファントム・エンジェル「あらら、随分と嫌われたものね。そぅそぅ、彼に会ってきたけど、変わったわね」



エピメテウス「そうなる事は、君だって理解していたはずだ」



ファントム・エンジェルは、白い髪を撫でながら話をする



ファントム・エンジェル「でも、ケルベロスがしくじったのよねぇ」



エピメテウス「聞いている」



ファントム・エンジェル「あの子のせいで、失敗したのよ」



エピメテウス「・・・君の上は、何と言ってるんだ。連中もそろそろ躍起になるだろう」



ファントム・エンジェル「えぇ、そうね。かなり焦ってるわ。ふふふ、老害が困る姿ほど面白いものはないわ」



エピメテウス「悪趣味だな」



ファントム・エンジェル「ま、失敗したんだからこれからどうする?」



エピメテウス「敵である君に教えるわけがないだろう。その情報も君個人が勝手に手に入れたものだ。私は君と馴れ合う気はないよ」



ファントム・エンジェル「あら、残念ね」












東京中央大学、略して東京大学


ここに雄大がふたたび通学できるようになったのは今朝の事だ。



雄大「んー、久しぶりだなぁ」



雄大は、自身の所属するサークルのドアを開けた



法律サークル



成美「よ!完全復帰だな」



元気良く俺を迎え入れてくれるのは金髪のチャラチャラした男、見た目とは裏腹に実直した男だ



鳴「お帰りなさい」



視線だけこちらに向けて言ってくるのは、このサークルの紅一点。無表情であまり祝福してないように映るが成美に聞いた話だと俺の見舞いにきてくれた回数は一番鳴が多かったそうだ



西「良かった!退院できたんだね」



仮面かぶりのこの薄目は、地獄の黙示録という謎の組織の一員

油断はできない



俺はそんな場所に帰ってきた



そして、この後に始まる事件が雄大の過去を蘇らせる忌まわしいモノとなる


























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