登場人物紹介③
ー無所属ー
連洞直美
連洞氷夜の妻で、霞の実の妹。
一年前の事件で深く落ち込んだが、今は元気を取り戻し氷夜の食生活を気にする毎日を送っている。
御堂霞
一年前に、アフロディーテに斬殺された直美の実姉で、氷夜の義姉。
氷夜を実の弟のように可愛がっていて、氷夜もその愛情を受け入れていた。
ー地獄の黙示録ー
ルシファー(白光輪廻)
大罪=傲慢
過去に大事なものを失い、それを悔いながら生きている。
今は、地獄の黙示録のトップの右腕ルシファーの称号を名乗っている。
黒いズボンに黒いパーカーという装いで、髪の色は白銀。昔は黒髪だったが、大事なものを失った時に変色した。
プロメテウスを強く憎んでいる。
ベルゼビュート
大罪=暴食
白衣を身にまとい肩まであるセミロングの金髪に近い茶髪で前髪は真っ直ぐ揃えられている。二十代前半の男。
地獄の黙示録の頭脳であり、ルシファーを引き抜いたのも彼の仕事だ。
サタン(西龍馬)
大罪=憤怒
東京大学入試試験をトップ通過した雄大に並ぶ天才。
普段は標準語で話すが、感情が高ぶった時や仮面を外して喋れる相手には関西弁で喋る。
その正体は、地獄の黙示録のメンバーの一人でありながらサタンの称号を手にする男。
身体能力も高く、人を殺害する能力にも長けているが、感情の起伏が激しいのでマモンから心配されることもある。
マモン
大罪=強欲
サタンと共に行動をともにすることが多く、普段からの苦労人である。
また、あまり人を殺めることを良しと思わずそのことでサタンと口論になることもある。
レヴィアタン(狩真省吾)
大罪=嫉妬
ケルベロスに体を撃ち抜かれ重傷を負いながらも生きながらえた脅威の回復力を持つ。
自分が生きる理由が無いと考えているためか、自らを死地によく追いやることがあり他人の生への執着をあまり理解できていない。
この理由が地獄の黙示録に入るきっかけにもなっている。
サタンとは、昔からの付き合いで仲が良い。
グレゴリウス教皇
地獄の黙示録のトップであり、裏世界の重鎮。
遥か昔から世界を裏から支配してきたため、パンドラという若輩組織の事を快く思ってはいない。
推定年齢は、すでに人が生きているはずがない年齢なのだが今も生きているとされ地獄の黙示録を支配している。
部下であるルシファー達を七つの大罪と呼ぶ。
ーパンドラー
クイーン(高崎三四)
階級=クイーン
世界を人類を死というピリオドをうつことにより、この世の負の連鎖を断ち切りろうとしていたゼロの思想に共感し、ゼロのパートナーとして隣で常に支えてきた。
しかし、常に冷酷ではなく仲間内には甘く、ともに終夜を思っていた麗に関して非情になりきれない部分がありケルベロスに付け入られることもある。
クロノスの脱獄を指揮し最前線で助けに行った。クロノスからの信頼は厚く、自らもそれを自覚しそれに見合うだけの結果を常にだしてきた。部下からの信頼も厚く特に女性に支持されている。
アフロディーテ
階級=ナイト:美を司る神
氷夜の因縁の相手であり、とても気まぐれで天邪鬼の性格である。
乱戦祭では、待機命令であったにもかかわらず独断で変装をとき前原に傷を負わせた。
人を切り刻む事を好み武器もしぜんとその願望に叶う武器が多い。
耳に十個のピアスを開けていて舌をだしながら喋り、パンドラの制服である全身黒で胸元に逆十字架をつけている制服を着ているが改造しまくりで胸元は大きくあき、腕周りはノースリーブみたいになっている。
ちなみに、ナイトクラスでは殆んど服装は自由でありナイトのなかでもアフロディーテは数少ない制服を着たナイトである。
アトラス
階級=ナイト:天空巨人神
元外人部隊所属のガタイがよく、オールバックの髪型で四十過ぎの男。
力はパンドラ内でも一二を争い、戦闘に関してはアレスにも並ぶ。
しかし、アレスと圧倒的に違うのは人に対して慈悲深さがあることだ。
アレスは、己が本能で人を殺すがアトラスはその人間が罪深いかどうかを見てころしている。しかし、それでも全人類抹殺というスローガンを掲げるパンドラにいるのは彼が人は本来性悪説だということを信じているからかもしれない。
ハーデス
階級=ナイト:黄泉国を司る神
パンドラ内の作戦立案を行っている男で人を喰ったような喋り方が特徴。
乱戦祭の作戦も彼の仕事だ。
一年前の独断のせいで、アトラスに目を付けられていてそれをうっとおしく思っている。
プロメテウス
階級=ナイト:先考神
ルシファーが殺したと思い込んでいて、白光輪廻に対して強い憎悪を持ち復讐しようと企んでいる。
パンドラ内の科学者である双璧のうちの一人で、プライドが高く負けず嫌い。
エンジェル・ダストで科学者としてもう一人に先にいかれたことに焦りを感じそれを超える最悪化学兵器ブラック・ゴッドの生産をしていて、完成が近く未完成品だがクイーンに渡した。
結果麗を殺害するだけの力しかなかったがその完成は近い。
キマイラ
階級=ビショップ:幻獣
クイーンを慕いケルベロスを忌み嫌っている。
ナイト候補のビショップが曲者揃いで頭を悩ませている。
グライアイ
階級=ビショップ:怪物
気弱で弱々しいのでよくビショップの他メンバーからバカにされる。
ゴーゴン
階級=ビショップ:怪物
アレスに付き従う女で、アレスに対して深い尊敬の念を抱いてる。
サイクロプス
階級=ビショップ:巨人族
いいかげんで、よく人を困らせるためケルベロス曰く美しくない奴。
ペガサス
階級=ビショップ:怪物
世界を憎み優しさを嫌う男で、世の中の不平不満を自らが代弁していると考えている。
ケンタウロス
階級=ビショップ:怪物
サイクロプスとペガサスと仲が良いが、いい加減なサイクロプスに呆れている。
ケルベロス
階級=ビショップ:地獄の番犬
天才的なまでの計画を立て、美学に基づいた殺人を行う男。ビショップ内唯一制服を着用しておらず執事服を着用し常に不適に笑っている。自らの計画をゲームだと称しその駒がミスを犯せば制裁を加える。その考えが、狩真省吾に傷を負わせた。美学を常に意識し美しくなく上品でないもの又はそれをそばにおくものを嫌っている。ゲーム中は手出ししないのがポリシーであり、計画失敗になればゲームオーバーといいあっさり負けを認める。しかし、それは駒が悪かったと考え自らの計画は常に完璧であると思っている。
ゼロを深く崇拝しており、それゆえその信仰心が勝手な行動をとり他メンバーからあまりよく思われていない。クイーンを出し抜く事も平気で行いゼロ以外は取るに足りないと思っている。
また、自分が認めたものには称賛を贈り褒め称える。しかし、それは新たな盤上の面白い敵ができたぐらいにしか思っていないのも事実である。
ナイトにならないかとゼロに言われたこともあるが、それを断っている。
理由は不明であるが、それもまた彼なりの美学なのだろう。