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〜24章〜 契約

一年前


氷夜「よせ!!!アフロディーテ!!霞姉さんは関係ない!!殺すなら俺を殺せ!!!」


アフロディーテ「あはぁ!?人ってぇのはなぇ、自分よりも大切なものを壊される方が傷つくようにできてるんだぁーよ!!」


霞「さよ・・なら。」


氷夜「やめろぉーーーーーーーーー!!」


アフロディーテ「あはあはあはあはあはあはあはあはあはあはぁーーーーーー!!」



アフロディーテは、狂笑しながら霞姉さんの身体を刃物で何回も引き裂いた



ゼロ「アフロディーテ。もうやめろ。」


アフロディーテ「ゼロ!!見ててくれたの?うわぁ、嬉しいなぁ。」


霞姉さんの身体は人の形をしていなかった。


氷夜「あ・・ぁ、・・ぅ」






この時俺は、この光景をモニター越しで見ていた。

俺は、ゲームに負けた。

賭けには、霞姉さんの命が、かかっていた。

アフロディーテはモニターの向こうにいる霞姉さんを俺に見せつけるように殺した。

そして、モニター越しに見たあの黒き男。

あれがゼロ!!

俺がクロノスを何故あそこまで恨んでいるのはこれが理由だ。



氷夜「あの時の俺は無力だった。」


アフロディーテ「そぅだぁねぇ、あたしはあんたらが憎いんだよ。あたしのゼロを奪った。」


氷夜「前原ーーー!!確保だぁ!!」


前原「はい!!」


アフロディーテ「あっはぁ!?女の話は、最後まで聞かないとぉねぇ!?」


アフロディーテは、両腕を広げ叫んだ


アフロディーテ「たっはぁー!!散って血って塵なぁーーーー!!」


その言葉と同時にアフロディーテの裾から小さなスーパーボールのようなもの前原に向かってきた


前原「な!?なんだぁ?」


キィーーーーーーン


嫌な金属音が鳴ると同時に前原の身体から大量の地が吹き出した


前原「ごふっ」


ドサッ


氷夜「前原ーーーーー!!」


アフロディーテ「きゃっはぁーーーー!?最高だぁねぇ!!」


氷夜「貴様ーーー!!なにをした!!」


アフロディーテは、ぐるぐる周りながら首だけ上を見ながら話す


アフロディーテ「これは、あたしの特注でねぇ。人体に触れると玉から刃物がでてきて相手を切り裂くって話よぉ。」


氷夜「アフロディーテ!!」


まずい。まずいぞ、この状況。

前原を早く病院へ連れていかないと。

こいつが、ここに潜伏していたという事はここになにかあるのか?


アフロディーテ「あっはぁー!?そんな顔しなくてもあんたには手ぇださないよぉ。まだね。」


氷夜「しかし、お前がこの日本にいるなんてな。」


アフロディーテ「まぁねぇ。パンドラの幹部は世界中にいるからねぇ。けどね、これだけは教えといてあげるわ。世界中にいるあたしを含めたパンドラのナイト全十一名日本に上陸してるわ。」


氷夜「・・・」


アフロディーテ「んくく、ビビって声もでないかしら?」


氷夜は笑った


氷夜「いや、つまりお前等は俺の射程圏内にいるってことだからな!!!」


アフロディーテ「はぁー~っはぁ!?流石だねぇ?まぁ、いいや。今は、あんたとやるつまりはないわ。」


そう言うと、アフロディーテは去っていった。


氷夜「早く病院へ前原を連れて行かないと。」








ー東京ー


雄大「・・・」


こいつ、チェス自体は素人だ。

しかし、素人だろうと一つも取られずは・・



キマイラ「どうなさいましたか?貴方の手順ですよ?いゃぁ、実は私はこのゲーム始めてでしてね。難しいですね。」


雄大「・・・。」


キマイラ「ふふふ、素敵な方だ。」


雄大「ふぅ。」


キマイラ「そこですか。また、取られましたね。ん~、辛い。今現在三つを解除しました。これで、四つめですね。いやはや、お見事としか言えませんね。」



雄大「・・・」


この勝負は勝ちが目的じゃない。

なるべく時間を稼ぎ駒を多く取る。

そして、一番大事なのが絶対に駒を取られないことか。


しかし、警察は対策をとっているのか?

もしとっていないなら、この時間稼ぎはただの気休め程度のものになる。

くそ、なにか手はないのか?












ー大阪ー


麗「ちょっと!!体をくっつけないでよ!!キモイ。」


終夜「はぁ?くっつけてねぇし、自意識過剰すぎなんだよ!!」



・・・とは言ったものの。

女の子の体って柔らかいんだな。

ていうか、こんなにくっついたらいろいろとヤバイ



麗「・・・ねぇ。」


終夜「な、なんだよ。」


麗「あたしってさ、そんなに魅力ないかな?」


なんだ?急に。


終夜「んな事ねぇよ。実際に、クラスの奴には人気あるじゃん。」


麗「・・・はぁ。」


終夜「なんで慰めたのにため息?」


麗「やっぱり、あんたって馬鹿ね。」


終夜「ハハ、うぜっ。」



係員「それでは、位置について。ヨーイ」


パンッ!!


俺と麗は息を合わせて走った

バラバラになるかと思ったけどいけそうだ。


終夜「ハァハァ、あのさ。」


麗「ハァハァ、なに・・よ!」


終夜「俺から見ても魅力あるって!!」


麗「ッはぁーーーー!!急に・・なに言ってんのよ。」


ゴールが見えた!!


終夜「まぁ、その口の悪さ直せばもっと魅力的になるって!!」



係員「一位建立大学!!」


走り終わると、麗はすぐにどこかへ行った。


終夜「なんなんだ?あいつ。」


麗「ハァハァ」


どうしようーー。

あたし、やっぱり終夜のこと・・好き?

ん~、口の悪さって。

終夜にだけ口悪かったのだってクラスの中で一番冷めた瞳してたからだし。

よし!!

告白する!!


麗「やっぱり、先越さないとね。うん。彩乃には悪いけど。」


よし、戻って終夜に言おう!!


麗は、振り返り走り出した。

すると、向こうから人がきた。


麗「・・ハァハァ」


あの人たしか、真聖夜大学の足の早い人。

しっかし、綺麗な黒髪だなぁ~。


麗とすれ違った瞬間








?「・・・浮気者。」


麗「・・え?」


あれ?意識が・・・


ドサッ


麗は、その場に倒れこんだ

麗を見下ろしその女の子は言う



?「ふふっ、駄目だよ・・・。終夜は、わたしと契約したんだから。」



綺麗な黒髪をなびかせその子は空に言葉を乗せる



?「終夜・・・わたしは、覚えてるからね。一年前の約束・・・。」








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