~1章~ 自分と家族と人生
私の人生感で書いてます。
楽しんでいただけると嬉しいです。
俺の名前は夜羽終夜19才、大学1年生。
将来は建築士になるのが夢だ。
といっても4流の大学出の俺にまともな就職先があるのかはわからない。
だけど、友との約束の為そして俺自身の運命を変えるために今を頑張っている。
俺の人生において最高の親友田辺雄大小学校からの付き合いだったが勉強のできた雄大は進学高の高校へいってしまった。
え、俺?
俺は勉強はさっぱりだめ。
でも、そんな雄大も大学受験に失敗した。
検察官を目指す雄大にとって少しでも上の大学にいかないといけなかった。
かけてやる言葉が見つからなかった。
終夜「俺は必ず1級建築士になる。それがお前とのやくそくだからな」
雄大「あぁ。俺も来年こそは必ず受かってみせる」
建築士と検察官
二人でよく将来の事を話した。
終夜「建築士は創造者だ・・・
そして検察官は裁きの使者だ。」
雄大「なんか、キザな言い方だな。」
終夜「はは、そうか?」
雄大「んなことより終夜は彼女作れよな~?」
終夜「ブー――――――ッ」
吹いた。
終夜「い、いきなりなんなんだよ。」
雄大「だってお前まだ一度も彼女いねーじゃん」
終夜「ま、まぁな。」
雄大「勉強もいいけどさ、今しかないんだからよ。」
終夜「いいんだよ、俺は・・・
今まで恋が実ったことないし。」
雄大「それはお前が告らないからだろ?」
終夜「俺は・・・馬鹿だから・・・もし付き合ったとしても幸せにはできねーよ。」
雄大「・・・」
雄大は知っていた俺の家庭のこと・・・ だから、それ以上言わなかったんだろう。
俺の両親は家庭内別居している。
端から見たらたかだかって思うかも知れないけど俺は・・・悲しかった。
そして俺の親父の父も自分の妻を捨てて若い女の家に逃げた。
そして俺の親父の兄弟も離婚、自己破産、をしている。
そう。
夜羽の血は家庭がうまくいない。
その事を雄大に話したら、「親は親お前はお前だ!!」
ってさ
でもやっぱり気にしてくれてるみたいだ。
雄大「別に、血とか気にすんなよ。」
終夜「ありがとう。
・・今日は帰るか。」
俺達はまだ知らない。
人生という名の地獄にいることを。
そして、俺達の将来が暗迷の海になることを幼すぎた俺たちは知るよしもなかった。
いかがでしたか?
時間がある時に書いていますので次回作を希望の方はしばらくお待ち下さい。