君の選択は凶・吉の選択に導きます
選択…、僕は選択出来るだろうか。
僕は選択する事を恐れている。
この選択は、僕の運命を変える。
吉か凶、どちらになるか分からない。
好きな人に告白すべきか、しないべきか。
告白して、駄目だった時の事を考えると行動する事は出来なかった。
僕は悩み続け、告白する事に決めた。
結果はOKだった。
それから、付き合い始めて5年が経過した。
その頃、僕は結婚式の計画をしていた。
彼女のお腹には子供もいた。
幸せの絶頂だった。
無事、結婚式も終わり、子供も産まれた。
僕は仕事が終わり、車で帰宅していた。
ラジオを聞いてた僕の耳に絶望的な言葉が入ってくる。
それは、僕の家族が死体見つかったニュースだった。
絶望の日々、やる気は出ない、金は尽きてしまい、ついには自殺を考える事に。
僕は自殺するために、崖から海にダイブした。
凄い苦しい、意識は確実に薄れ行く、その時だった。
妻と子供の声が聞こえる。
「選択肢、Bに戻りますか?」
選択肢B…、なんだそれは。
妻と子供がその選択肢Bに導いてくれるか…?
よく解らないまま、僕は答えた。
「選択肢Bに戻ります」と僕は答えた。
読んでもらい、ありがとうございます。