第04話 回想とサービスシーンですか?
第四話投稿します!!
感想毎回いただいて本当にうれしいです!!
その中で言われたのでここで明記しておくと、
文中で「約1000年前」と言いましたが、正確には「1300年前」だと考えてください。
時代は奈良の終わりから平安の初期です。
この時代が一応鍵となりますんでw
ではどうぞっ!!
えーと、こんにちは。鳥越真澄です。
早速ですが、俺は今博麗神社の中の畳の部屋で博麗の巫女さんとお茶を飲んでいます。
どうしてこうなった・・・・・
【30分前】
”『お前が良く知る東方の世界』の時間から、約1000年前の世界だがなっ!!”
”・・・・・・・・はぁ?”
俺は驚きを隠せなかった。
そりゃそうだ。てっきり霊夢とか魔理沙とかがいる時代に行くと思っていたからな。
”いつ誰が、そんな昔に飛ばせって言ったよっ!!”
”悪ぃ、いろいろ失敗してしまって。あと、失敗したのはそれだけじゃなくて・・・・・・
それだけじゃないだぁ?いやな予感しかしない。
まさか・・・・・・
”お前今、基礎体力ハンパないし、武術も短期間でマスターできるぞ”
やっぱり俺チート発言。
・・・・・・・・・おいおい。俺はチート無しでって頼んだはずなんだがな。
”一体何があったんだ?失敗ってどういうことだ”
”すまん、こっちで少々トラブルがあった。本当に申し訳ない”
”そのトラブルって・・・・・”
詳しく聞こうとした矢先に・・・・
”ちょっと待った!その話はまた今度だ。今は手が離せない、じゃあな!”
それだけ言うと、江草さんの声はまったく聞こえなくなった。
先ほどと同じように念じてみたけど、反応は無し。
これは困ったな・・・・・・俺戦闘するつもりなんてないぞ。
基礎体力がハンパないって。さっき思いっきり走ったけど、息切れすらしなかったもんな。
と、今まで沈黙だった目の前の少女、博麗知世が口を開く。
「突然黙りこくってどうしたの?」
「ああ、いや、ちょっとトラブルがあってな」
「『とらぶる』?どこの言葉かしら?」
あー、今は約1000年前らしいもんな。横文字は意味分かんないか。
「少し問題があったってことさ」
「そう。まあいいけど」
そうして知世は一度言葉をきった。
「ところで、貴方は人間?にしては服装が見慣れないけど・・・・」
智代が俺の服をなめるように見る。
そういえば、俺の今の服はTシャツにジーパンという、とてもカジュアルな出で立ちだった。
江草さんの取り計らいか、ずいぶんと仕立てがいい。
「これは俺の私服だ。気にすんな」
俺がそういうと、知世は納得したようにうなずいた。
「ちょっと貴方に興味がわいたわ。外で立ち話もなんだし、上がっていかない?茶ぐらい出すわよ」
そして冒頭に戻る。
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コタツぬくぬく暖かい・・・・・
生きていたころはずいぶん昔に数回入っただけだったから、コタツの性能を肌で感じています・・・・・
勿論電気はないので、中に火鉢が入っています。
「で、貴方は何者なの?」
「鳥越真澄、20歳!趣味はパソコン!近頃ハマっていたことはアニメを撮り溜めしておいて一日にがっつり見ることです!」
「ごめんなさい。言ってる意味が分からないわ」
でしょうね。横文字分かんないって言ってるのに俺何話してるんでしょうね?
「もういいわ。とりあえず貴方のことは真澄と呼んでいいのかしら?」
「ああ、構わないぞ。ちなみに個人的にはスミーと呼ばれるのは嫌なんだけど知世なら呼んでいいぞ?」
「じゃあ真澄。貴方は能力持ちじゃない?貴方からずっと霊力を感じていたのだけれど」
普通にスルーされた。しょぼーん・・・・・・
つか知世鋭いな。俺には霊力がどんなものかわかんないんだが。
「確かに俺は能力を持っている。俺の能力は、『布を司る程度の能力』だ」
「布、ねぇ。それじゃあ貴方のその能力を見せてくれる?」
唐突だな。けど、減るもんじゃないし別にいっか。
「ああいいぞ。ただ能力は初めて使うからな・・・・・まだ勝手が分からんから失敗するかもしれないし」
とりあえず、さっき江草さんと話したときのように目を閉じてイメージしてみる。
とその時に、
ふと、本当にチラッと、目の前の知世の姿を思い出した。
長い髪、女の子としては長身のスタイル、そして胸。
男の妄想とは凄いもので、想像するなと思えば思うほど妄想に走ってしまうもので。
長年、性というものにかかわらなかったせいか、唐突に知世の『裸』の姿を想像してしまって。
パーンと小切れのいい音を立てて、知世の巫女服がはじけ飛んだ。
「・・・・・・・・・・・は?」
「・・・・・・・・・・・え?」
目の前にあるのは、バラバラに弾け飛んだ巫女服の残骸。
そして裸の知世。下はコタツの中に埋まっているので分からないが、上半身はモロ見えです。
あと知世さん顔真っ赤です。咄嗟に胸の前で手をクロスさせて胸を隠してます。茹蛸みたいです。そこがまた可愛いです。
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
やべぇえええええええええ!!!
これ絶対起こってるよこの巫女さん!!!!!!
どうしようどうしようどうしよう!!!!
と、とにかく何かフォローの言葉を・・・・・・・・っ!!
「えーと・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
知世さん微動だにしない。キッとこちらを睨み続けている。
あまりにテンパり過ぎた俺は、とんでもないことを言ってしまった。
「あの、びーちくが見えてま・・・・・・」
「霊符『夢想封印』」
智代の手からお札が出てきて、そこから光弾が発射される!
「うわぁウソウソ!!!!今のやっぱ無しぃぃぃ!!!」
何言ってんだ俺!?なにが「びーちくが見えてますよ」だ!
相手知ってるだろ!てか俺がそうしたんだろ!!?
俺のバカぁぁぁぁぁ!!!
死にたくないので縁側を飛び越えて必死に逃げる。
すると光弾も追いかけてきた。
どういうことだ!!!?
「そうか夢想封印ってたしかホーミング弾・・・・・・・!!!!」
そう言ううちに迫ってくる!!
「いやだごめんなさい許して助け・・・・・・・・ッ!!!」
ドォォーーーーーーン!!!
逃げた俺をものともせず見事命中しました。
俺のオチはいつもこんなんばっかだなwww
とりあえずエロを少し入れてみました。エロと江戸って似てるよね。
感想・指摘お待ちしています!!