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博麗神社の神主さま  作者: 不知火 駿
第一章 
14/19

第13話 初めての里ですか?

お久しぶりです!!

何話目だっけ?すっかり忘れちゃったけど、更新するぉ~!!


最近親がいないときはニコ生とかやってるから親フラに今まで以上に敏感になってましゅwwwww




巴の歓迎宴会の次の日の朝。

場所は博麗神社の居間。

そこでは真澄と知世がお茶を飲みながら会話していた。



「ねぇ真澄。」

「ん、どうした?」

「なんか風邪気味みたい。昨日の宴会のせいかしらね。」


あぁ、昨日ずいぶんと呑んでたもんな。二日酔いだろう。


「単なる呑みすぎなんじゃない?」

「そんな訳無いじゃない。昨日は控えめだったわよ。」


あれ、俺の記憶では結構呑んでたように思えたけど・・・・・・?

間違いかな?


「それでも4升目あたりから記憶が無いのよ。」



間違いじゃねぇぇぇぇぇ!!!

ちょっ、聞いたか!?今聞きましたか皆さん!?

4升呑んでてまだ控えめと言い張りますよ!?

どんだけ酒豪なんだよ!!!!!



「とっ、とにかく、今日はゆっくり寝とくとかしろよ。」

「うん。・・・・・・・・あ、そういえば。また昨日醤油買って来てないじゃない。そろそろ買ってきてくれないと。」

「あー、そういえば伸ばし伸ばしだったな。」



醤油切れてからもう3日経ってるよ。

必要なものって無くした時にその大切さが分かるよね。


「つーか、俺が行くのかよ・・・・・・。」

「だって私風邪人だしっ♪」

「普通風邪人は語尾に『♪』はつけねぇよ!」

「チッ・・・・・・。いいから行けよ。」

「知世さぁぁぁぁぁぁぁぁん!!?なんかキャラ変わってませんかっ!?」

「大丈夫。5/6冗談よ。」

「なんだ、それなら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・良くないぃぃぃ!!残りの1/6は何だ!?」

「あ、そういえば味噌とかいろいろ無くなりそうな物あったわ。ついでに買ってきてよ。」

「話聞けぇぇっ!!!」



もしもし、お悩み相談室ですか?

ウチの神社の巫女が話を聞きません。どうしたらいいですか?



なんて思っている隙に、知世はあれやこれやと買い物に行くのに必要なものを全て揃えてしまっていた。

買うものを書いた紙。金。風呂敷。そして地図。

仕事速っ!!


巴もいつの間にか連れて来られて、服を着ている。

これはこの時代にあっている服装だ。

よく時代劇とかであったろ?説明しにくいんだがそんなもんだ。



「さて、準備も揃ったことだし、いってらっしゃい!」



半ば強制的に送り出されました。

まぁ別にいいんだけどね・・・・・・・。











ということでon巴inスカイ!!!

えいご分かる?作者は英語が滅亡的なんだけどね。


「真澄さん!なんかNGワードだと思います!メタ発言はめっ!ですっ!!!」



おっとっと、喋りすぎてしまったようだ。

一反木綿の容姿で巴が話す。

・・・・・・・・・・・・なんかこの姿であんな可愛い声が出てくるのはシュールだな。

うん、ちょっと思っただけ。

これもツッコんじゃいけない部類かな。

俺の脳内的に。



雲の上とまでではないが、それなりに高いところを巴に乗って空中移動中。

吹き抜ける夏真っ盛りの風が肌にあたって心地よい。

夏といっても、俺が生きていたころほど暑くはない。

大差ないと思うけど、やっぱり温暖化は進行しているんだなと第二の人生で初めて知った。

過ごしやすい気候だ。



「真澄さん。もうすぐ里が見えてきますよ。」

「もうか!早いな。まだ10分経ってないと思うんだが。」

「空を飛ぶのは障害物とかはないので。じゃあ降りますよ~。」



だんだん高度を下げていく。

あんなに小さく見えた里が、だんだん大きくなっていく。



「はい、到着です。」

「ごくろーさん。」


地面に着くと、巴は一瞬で一反木綿の姿から人間の姿に早変わり。


「よし、ちゃっちゃと終わらせようか。」

「はい!まずはお醤油でしたよね?」

「あぁ、行こうか。」

「はい!」


元気だなぁ。こっちまで元気になってくる。

やっぱり巴はいい子だ。









里は多くの人で賑わっていた。

表に出ている店がほとんど露店で、野菜や米や日用品など、さまざまなものを売っている。

行きかう人はみな品定めしていて、店員は声を張り上げている。

こんなの、祭りのときとか縁日でしか見たことないような光景だ。



「凄いな・・・・・・・・。」

「ええ、とっても賑わってますね。」

「さて、ここで立ち止まっていても仕方がないし、醤油を買いにいこうか。」

「はい!」



「・・・・・・・・・・・・・ところで、巴。醤油はどこに売っているんだ?」




里に到着した3分後。俺たちは迷っていた。

なにしろ店の数が結構多い。

それに加えて通行人の数も結構多い。



「知りませんよ・・・・・・。私の知識とかは真澄さんと同じなので、基本は真澄さんが知らないことは私も知りません。」

「そーなのかー。」



もう人に聞いたほうがいいな。

そう思って辺りを見回してみる。



すると、前方に巴と同じくらいの外見の少女を見つけた。

ちょうどいい、あの子に聞いてみよう。


そう思ったときだった。




「ようよう、可愛いお嬢ちゃん。ちょっと俺らとお茶しねぇか?」




目標の少女にガラの悪そうな男3人組が話しかけていた。



「いえ、私はこれから用があるので。」


「いーじゃん、カタイ事言わずにさぁ。用事が終わった後でもいいぜ。」



しかも見る限りナンパのようだ。

現代とほぼ変わらない誘い方だった。1000年前から同じってちょっとすごくね?



「イヤです。わ、私はこれで失礼します・・・・・・・・。」


「おぉっと、少しだけって言ってんじゃないの。逃げんなよ!」





そして相手が嫌がるのを無視して無理やり手を掴んで連れて行こうとする。


これは流石に助けたほうがいいだろ・・・・・・・。

ただ、リアルファイトには極力持ち込みたくない。

痛いのはイヤだろうし(相手が)。


俺が男衆に話しかけているうちに巴に連れ出してもらおうか。



「なぁ巴。あそこに女の子がいるだろ。俺が囮になって話しかけている隙に・・・・・・・・・・・。」



だけど、振向いた所には既に巴は居らず。



「ちょっと!その人嫌がってるじゃないですか!!その手を離しなさいっ!!」



面と向かって離しかけている最中でした。


はい俺の計画意味無ぁ~し!

これは絶対暴力フラグだろ・・・・・・。



「はぁ?何だこの餓鬼は。って、おいおい。なかなかの上玉じゃねぇか。」

「お、ホントだ。俺の好み~!」

「じゃあお嬢ちゃんたち。お兄ちゃんたちと行こうか?」



そういって巴の手をも掴もうとする。

しかし、



パァン!



巴の平手が男の頬を打っていた。



「話が聞こえなかったのですか?話せと言ったんですよ!!」


「・・・・・・・・・ってぇなこのガキィィィィィィ!!!!!」



男はキレて巴に殴りかかった。





パシィン!




「な・・・・・っ!何だお前は!!!!」




勿論そんなことする輩を俺が止めないはずもなく。



男の拳が巴に触れる前に、俺は男の拳を横から掴んだ。




「おいこのロリコン野郎。自分が今何しようとしたか分かってんのか?」


「な、何だよ・・・・・。お前、そいつの保護者か?じゃあもっと良く躾けるんだな。人の頬をいきなり殴りやがって・・・・・・・・・・・・」





「黙れ。」





「ヒ、ヒィィィッ!?」


「悪りぃな。俺は今虫の居所が悪いんだ。なんでか分かるか?」

「し、しし知らねぇよ!!!」

「それはな・・・・・・。」



拳に力をこめて、言う。




「キサマが俺の巴に手を出そうとしたからだ死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」



一瞬でまずは胴体に3発。

続けて足払いを掛けて相手が地面に倒れるのにあわせて自分の肘を相手の頭上へ持ってくる。


顔が地面に付いたと同時に後頭部に肘打ちを食らわせた。



男はピクリとも動かない。

よく見たら口から泡吹いている。



やべ・・・・・・・・

やりすぎたかな?

さすがに死んでないと・・・・・・。


・・・・・・・・・死んでないことを祈ろう。

うん。




「ひ、ヒィィィィ!!?ごめんんさいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」





地面について撃沈してる男の仲間が思いっきりビビッていた。

ついでだから醤油屋の場所でも聞こうか。



「あのさ、しょうゆ・・・・・・・・」


「すいませんでした勘弁してくださいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!」



そう言って2人は撃沈なうの男を引きずって逃げ去っていった。


あれ、俺ただ道を聞こうとしただけなんだけどな・・・・・・。

しょぼーん。



「あの・・・・・・・・・・」

「ん?」


さっきの女の子が話しかけてきた。


「えと、助けていただいてどうもありがとうございました」

「いや、どうって事ないさ(キリッ」


一度でいいから言ってみたかったセリフ第3位、「どうって事ないさ」!

なんかカッコいいぞ俺!!!!


・・・・・・・・・・はいはいナル自重。


っと、そういえば醤油の場所を聞かなければ。


「困ってる人を助けるのは当然ですから。ところで、この里の醤油屋はどこにあるか分かりますか?」



おぉ、巴が聞いてくれた!

巴、ぐっじょぶ。



「あ、はい。近くにありますよ。せっかくですので案内しますね」

「え、わざわざいいのか?」

「はい。助けていただきましたし、近いですから」



これは嬉しい誤算だ。

別に言葉でも良かったが、せっかくだからお言葉に甘えるとしよう。



「じゃあ、頼むよ」

「はい。お任せください」



そういって歩き出す。俺と巴はその後についていった。




「にしてもここは人が多いな。いつもこうなのか?」

「そうですね。ここは人が集まっていて、物の流通が多いところですから」

「なーるほど。」

「そういえば、お名前を伺っていませんでしたね。宜しければ教えていただけませんか?」

「あぁ、俺は鳥越真澄。こっちは巴だ」

「よろしくねっ♪」

「こちらこそ」


やっぱり外見が同じくらいということもあってか。フランクに話しかける巴。

明るいのはいいことだ・・・・・!


「そういえば、君の名前は?」

「あ、申し遅れました」



一旦立ち止まる。

そして俺たちに向き直って言った。




「私の名前は、稗田阿礼(ひえだのあれ)と申します。以後お見知りおきを」






はい、久しぶりに投稿しました。

助けた少女は、稗田家当主でした。


そんな偶然あるかっ!!


というツッコミは一回転してアラベスクを綺麗に決めた後に全力でスルーいたします。



ご都合主義って言えばなんでも許されちゃうこの世の中バンザイwwwwww



やめt、ゆるしt、石投げないd(殴







ところで、現状を鑑みて、旧作のストーリーをなぞらえることは難しい状況にあります・・・・

パソコンでも情報は少ないですし、何よりにわかな知識で・・・・っていうのはダメかなと思いまして。


楽しみにしていた人は申し訳ありません!!

キャラとしてはできるだけ登場させたいと思っています。



それでは、また書き溜めできたら投稿します

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