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博麗神社の神主さま  作者: 不知火 駿
第一章 
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第00話 プロローグ

興味本位でやった。

反省はしている。

後悔は・・・・・・していないっ!!



俺の名前は、鳥越真澄(とりごえますみ)


生まれてこの方、俺は家から出たことがない。

先天性の病気で、ずっと家で療養中。


母さんと、それなりに都会な場所で二人で暮らしている。

父さんは・・・・・見たことは無い。

母さんにそのことを聞くといつも困ったような顔をしていたから、出来るだけ聞かないようにした。



体が動かなくなっていく病気らしいけど、詳しくは知らない。興味もない。



学校は行ったことがない。見たこともない。

勉強に関しては、母親が昔教員だったらしくて、年齢にあわせて教えてもらっていた。

母が言うには、もし学校に行っていたらトップの成績だろうということだ。


趣味は裁縫。やることが無いときはいつも裁縫をしていたから。編み物も得意だった。



学校に行ったことないから実際に会って話をする友達も一人もいない。

あるものは、ネット環境とか、漫画とか、ゲームとか・・・


親が退屈しないようにって、くれたもの。


漫画を読んでいるときだけ、

ゲームをしているときだけ、

俺はその中に出てくる主人公になったように、思うとおりに体を動かせるような感覚になる。



そして、そのたびに、いつか病気を治して、本当にそこらじゅうを走り回ってやるんだって思った。



10歳になって、


15歳になって、


20歳になって。



成人を迎えた後も、未だ病気は治らなくて、でもいつか走り回るって言う夢だけは捨てなくて。




そんな夢を抱えながら、



そして、俺は死んだ。








全体的に暗い感じになっちゃった・・・・・


連投しますっ!!

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