登場人物紹介②
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◆風神 颯馬
天界の神の一柱で、太郎を地上に追放した神の一人。
白い衣を纏い、静かで威厳に満ちた存在感を放つ。太郎の暴走する力を危惧し、彼を地上に送ったが、その成長を深く信じ、見守ってきた。風の試練を通じて太郎の絆の力を試し、彼の真の覚醒を促す。厳しさの中に深い慈愛を秘め、太郎が人間としての心と真の強さを見出すことを願っていた。
◆雷神 雷牙
天界の神の一柱で、風神颯馬と共に太郎を追放した神。
巨大な金棒を担ぎ、豪快な笑みを浮かべる。雷を操る圧倒的な力を持つ。太郎の力を制御できない未熟さに厳しく接したが、彼の内なる可能性と、人間との絆がもたらす成長を誰よりも期待していた。雷鳴の迷宮で太郎の神力と絆の力を試し、その覚醒を心から喜ぶ。
◆かぐや姫
伝説に語られる月の姫。幻想的な館に住まい、月光のように眩く、どこか儚げな美しさを放つ。
太郎の真の力を引き出すため、様々な試練を課した。破壊の力だけでなく、生命を育み、穢れを清める「調和の心」と「制御された神力」を太郎に求め、彼が人間との絆を通じて真の神としての輝きを取り戻すことを導いた。
◆花咲か爺さん(翁)
かぐや姫の使者を務める、白髪の賢者。
深い皺が刻まれた顔に穏やかな表情を浮かべ、太郎たちをかぐや姫の館へと迎え入れた。
太郎に「枯れ木に桜を咲かせる」という最初の試練を課し、彼の持つ「調和の心」と「制御された神力」を見極めようとした。太郎の力の真の性質と、仲間との絆の重要性を理解しており、彼らの旅を静かに導く存在。
◆乙姫
竜宮城の主。深海の藻のような紺色の髪と真珠のような輝きを放つ衣を纏う、優雅で神々しい女性。海の精霊を従え、海流を操る力を持つ。太郎の優しさと力に触れ、彼に秘めたる想いを抱く。海坊主討伐で太郎たちを導き、鬼ヶ島への道を示すなど、物語の重要な局面で彼らを助ける存在。
◆海坊主
竜宮城の海域を長年苦しめてきた巨大な海の妖怪。
漆黒の巨体を持ち、嵐を呼び、巨大な水流を操る。鬼ヶ島へ向かう船を襲い、多くの人々を海の藻屑にしてきた。その体は海の怨念そのものとされ、乙姫の力でも討ち果たすことができなかった。
太郎たちの鬼ヶ島への航路を阻む最大の障壁として立ちはだかるが、きびだんごで増幅された太郎たちの絆の力によって討伐される。
◆酒呑童子
鬼ヶ島の主であり、太郎の父の仇。
巨大な金棒を操り、圧倒的な邪気を放つ鬼の首領。冷酷な知性と、明確な殺意を宿す。太郎の父を討ち、その息子である太郎をも嘲笑い、彼の怒りを煽る。鬼ヶ島を支配し、多くの民を苦しめてきた元凶だが、太郎との一騎打ちの末、彼の覚醒した浄化の力によって討ち倒される。
◆ヤマタノオロチ
鬼ヶ島の奥底に封印されていた、八つの首を持つ巨大な災厄。酒呑童子の消滅によって封印が解かれ、その禍々しい姿を現した。
炎、毒、雷など異なる属性の攻撃を同時に放ち、驚異的な再生能力を持つ。太郎たちを絶望の淵に突き落とすが、太郎の覚醒した神力と仲間たちの絆による総攻撃によって、ついに浄化される。
次から本編となります!
毎日4話ペース(10エピソード以上)更新します。
全20話完結の予定です。




