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☆魔女○塔☆

作者: ぶっぺぽん

雪降る時の・○・雲の上・△・すみれ色、夜空の果てに・×・美麗にさやかに木の塔が・□・たった一人の魔女の家



・・・

・・・・・

・・・・・・・



「オジョウサマ×ゴショモウノ×」



「ええ。いただきます」


明るい、オレンジベースカラーのティーポット。それが、静謐白磁のティーカップに優しく滑りこんだ。


永遠に霞む、空の中で忘れ去られたフワリフワ△フワリ。

ただ飲みたたずむ魔女さんは、窓辺に座っていただきます。×いただきます○



「エエソレデハヨミアゲマス×ごっほん


ホンジツハセイテンナリ×


カッコクノエライヒトタチハ×


ガンバッテオシゴトシテイマス×


オワリ○」



「嘘」



冗談と、冗談と、冗談と、それと冗談と、もういっこ冗談が、スポンジのようにハネ□ハネ□まわった。


綺麗で美しいクロス模様が散りばめられた窓から、やわやわやわやわ夜の子供がハネ△ハネ△ハネ△まわるのが見えた。



「オワッテイマセン×ごほほん


・・・・・・・・・×


・・・ソレデ・・・・×


・・・・・・・・・×


イジョウデオワリマス○」



「うん。とっても楽しかった」





☆午前零時の針がチキリと進☆



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・○・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





雨降る時の・○・空の上・△・紫色、夜空の果てに・×・歔欷と夢と絡まらる木の塔と・□・たった一人の魔女の家




・・・

・・・・・

・・・・・・・



~時・時・時時、時・時・時時、時・時・時時~



あれは何?あの。あの音。あれは何?何あれは?音。あの音は。窓辺で静かな魔女さんは、指と指を抱き合わせ、め□そめ□そと悲しくなった。



~時・時・時時、時・時・時時、~




「アノオトハ、イワユルジカントイウヤツデショウ×


マチノウエニダケフッテイル、カワイソウナヤツデスヨ×


ハイ×ごっほん」




「そうなのね」



天井付近に何重にも描かれた木の木目が、陰々滅々と、イージーに回転している。

呑気でフォーマルな魔女さんは、それをとっても誇りに思う。




☆午前一時の針がチキリと進☆




^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


あらすじの通りコンセプトは「雲」です。


意味という意味をとっぱらって、軽くしました。雲は見ていると色々な形に変わっていきます。そのきまぐれさはずっと眺めていても飽きないものです。それを印象乱舞にて書いてみたのですが・・・・・

何故か今、焼き肉が食べたくなってきました・・・

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― 新着の感想 ―
[良い点] ふわふわ前向き掴めない 流れていく文章は実に心地良いです。 [一言] これは素晴らしいですね ファンタジーでファンシーですけど 文脈の端々から表現の限界を明らかにする意思が感じ取れます。 …
2014/01/29 06:39 退会済み
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