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それは運命的な出会いだった(高野)

 


 その日は雨が降る日だったのは今でもよく覚えている。


 その日、俺とあいつは何の運命なのか偶然会うことが出来た。そのおかげで俺は今もこうして楽しい毎日を送れている。


 その日、たまたま俺が珍しく遅刻することにならなければ、そしてその時間にたまたま近道を通ろうと考えなければ、俺があいつと出会うこともなかったかもしれない。



 俺、高野 光輝が体験した話をこれからしていきたいと思う・・・







ジリリりりりりりりりり


 ある日の朝、日本にある一軒家で目覚まし時計が鳴り響く


「うるさいな」


 俺はうるさい目覚まし時計を止めようとふとんから顔を出すが・・・時間を見ると8時20分を指していた。


「げっっこのままじゃ遅刻じゃんか。何で今日に限って起こしてくれないだよ親は」


 急いで制服に着替えてリビングに顔を出すとそこにはお金が置いてあるだけだった


「そういえば今日から少し旅行に行くって言ってたな」


 お金を取り遅刻するかもしれないが近道すれば間に合うかもしれないと考えた俺は急いで家を出る。ちなみに俺が行く高校は8時半に朝のショートホームが始まる。今は8時25分だ。俺の家から近道して5分なので、運よく先生が少しでも遅れればセーフと考えられる 


 そうして家を出た瞬間に俺はすべてを諦めた。そう雨が降っていたのだ。


「今日はついてないな俺」


 俺はこれからの今日一日のことを考え少し気が落ち込みながらも傘を持ち歩き出す。ここでなんとなく近道を通って歩くことにしたのだ。



 雨の中歩いていると、身長150㎝くらいだろうか、長い黒髪が雨に濡れて服に付いている顔は下を向いているのでわからないが、よく見ると雨に濡れて制服が軽く透けている。


「どうした雨の中傘も差さずに」


 その女の子は一度こっちを振り向くがまた下を向いてしまった


「そんなに濡れて風邪ひくぞ」


 しかし女の子は動かない


「仕方ないな」


 俺は動かない女の子を抱き上げると歩いてきた道を戻る


「何があったか知らないけど俺の家で風呂でも入れ、このままだと俺の良心が痛いからな」


 抱いてみると思ったより軽かったことは今でも覚えている。そしてその時何で俺がここまで行動することが出来たのかは今でもわからない・・・




 少しずつになると思いますがこれから投稿していきたいと思います。


感想などをくれるとうれしいです

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