●王子と姫×たくさん
主人公は普通の男子高校生
しかし、ある日全校生徒憧れの的である生徒会長白川雪野に告白されたことからすべてがはじまる
主人公を王子と呼び、童話に登場する姫の力を使い血塗られた争奪戦を繰り広げる少女たち…
主人公が一人の少女を選ぶとき、真実の扉がひらく
○キャラ
・主人公
斎藤央治
これといった特徴はないが、根性と前向きなところは評価されている
女を見る目がないので、すぐに騙される
・白雪姫
白川雪野
主人公が王子であるとわかった途端全校生徒の前で告白(唾つけ)したつわもの
美しい黒髪と艶やかな赤い唇、そして雪のような肌の美少女だが、その心根はお世辞にも美しいとは言えない
かといって醜くもない、ただ強欲な普通の人
能力は
『小人たちの娼婦』
一度に七人までを魅了、下僕とする
『唾棄すべき死体愛好者』
一度だけ、死亡しても全快して復活する
・シンデレラ
斎藤梨世(さいとうりよ=サンドリヨン)
主人公の妹
実はものごころついた時に主人公が王子であると気付いていた
しかし主人公の自由意思を尊重すべきと考えて、行動をおこしていなかった
王子を手に入れるためにではなく、争奪戦から主人公を守るため力を使う
『硝子の撒き餌』
硝子製品を、対象の興味を「必ず」ひくものに擬態させる
『イエネズミによる案内』
ネズミなどの小動物を意のままに操る
『暴れ南瓜』
南瓜を武装高級車に変える
ちなみに運転手つき
・人魚姫
李魚琳
主人公が痴漢から助けた留学生
引っ込み思案で内気な上に片言なのを気にして無口になるので、日本では孤独に暮らしていた
思い込みが激しい
『魔女からの贈り物』
身体の一部分を犠牲にして、異なる物質を具現化する
例えば片腕を犠牲に敵を殺すための爆弾を作り出すなど
『姉妹からの贈り物』
王子を殺すことによって任意の時間まで巻き戻す、そして魚琳以外の記憶は保持されず全てがリセットされる
自覚していないが、主人公は何度も彼女に殺されている
・眠り姫
茨木翠
主人公の部活の先輩
いつも眠そうな、身体の一部が特盛先輩
王子とかまじどうでもいい、ずっと眠っていたい
がスタンスな彼女は唯一争奪戦に参加しないと明言している
しかし、その強力な力を利用されては不利になると思った者に狙われている
『生い茂る牢獄』
眠っているときだけに張り巡らされる茨のバリケード
範囲は最大で半径三キロ
自動で領域に侵入した者を茨で排除するほぼ無敵の能力
しかし、自分からは攻撃できないし、移動も出来ない、そして彼女が目を覚ましたら消えてしまう
・かぐや姫
竹内美月
イレギュラーで能力に目覚めたが、彼女では王子を得ても何もおこらない
なので争奪戦に加わる意味はないが、起きているときは無力な茨木翠を守るため争奪戦に参加する
能力は未定
・ラプンツェル
塔野ちさ
なにものにも縛られない自由人な彼女が争奪戦に参加したのは、娘を白川雪野の『小人たちの娼婦』によって下僕にされているため
『天空へのきざはし』
一つのみつあみにした髪を空中へ投げることにより、その髪先を任意の空間へと繋げることが出来る