表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/31

○乙ゲ廃人様の調教日記

とある鬼軍曹がでてくるDVDを見て思い付いた

サーイエッサー!!


主人公である永田悠紀は、女らしさのカケラもない乙女ゲー廃人

「あーイケメンが複数人降ってこねえかなー」

が口癖の彼女にはネットでしりあった友人(HNはセレコックス)がいた

彼女もまた乙女ゲー廃人であり、三次は惨事を合言葉に蘭香だか断金だかの交わり的な仲だった

セレコックスとのチャット中、液晶からのびてきた白い腕に捕まえられた悠紀は異世界ヒルドイドにたどり着く

目の前には蝶の羽つき美少女が一人、彼女は友人であるセレコックスであると言い、悠紀に依頼する

「くそみそ男たちを乙女ゲーに出てきそうな2.5次元男に変身させてくれない?」

異世界ヒルドイドには二種の知的生命体が存在する

ひとつは、樹木や大地の精霊の末であり、蝶の羽をもつ女性体のみの妖精種

もうひとつは、獣や鳥の末であり、角を持つ男性体のみの獣人種

妖精種は豊饒を世界にもたらすことが可能なのだが、最近その恵みが減少しがちで問題になっている

その原因は…妖精種の獣人種への愛情不足

なんとこの異世界ヒルドイドでは妖精種が熱い愛情を抱かなければ、豊饒の恵みは得られない

たとえ獣人種が妖精種を愛そうが、妖精種に愛情がなければ世界は恵みを得られないため衰退する

馬鹿らしかろうが、異世界ヒルドイドでは愛が全て、ラブイズオールである

それを解決するため喚ばれたのが悠紀

つまり、妖精種に獣人種を好きで好きで堪らなくさせるため、獣人種を妖精種好みに鍛えあげるため喚ばれたのだ

悠紀は乙女ゲーで培った(間違った)イケメン萌え男観を実現するべく竹刀片手に調教に励むのだった


○キャラ

・主人公

永田悠紀

下駄に中学ジャージに適当なショートカットのガサツで女として人として底辺の主人公

三次は惨事と認識しており、二次元をこよなく愛すロマンチック思考の持ち主、かつ夢見がち

好みの傾向は、ツンデレヤンデレクーデレからなんでもござれで果てには男の娘までいける口だが、貴女がいないと生きていけない系に弱い

最近の嫁はヤンデレな王様、合鍵所持の義弟、初代嫁は感性担当

「ちげえっ!!そんなんで女を萌えさせられっと思ってんのかクソが!竹刀でケツ掘られたくなかったら今すぐてめえの属性再確認しろ、産廃男!!!」

「良いこと思い付いた、お前服脱げ、今日からお前は鎖骨見せのフェロモン系目指せ」


・主人公の友人

セレコックス

金髪をツインテにした美少女妖精種

好みのタイプはチョイバカやるときゃやるよ系

嫁はカツサンド愛好家、財閥五男、眼鏡のヒルコ神、馬鹿頭など

乙女ゲーにはまり込み、嫁を愛するあまりなんと単独で恵みを生み出した

彼女は自らの体験により乙女ゲーを布教したが、他の妖精種は二次元に萌えはした

しかし二次元を愛することに抵抗を覚えた彼女らは愛にまでいきつかなかった

二次元を好んでも愛するには抵抗がある、ならば三次を二次元に近づければいい

その計画の元、乙女ゲー廃人の悠紀を呼び出した


・獣人種その一

ソロン

猫科動物の獣人で角は牛のものが二本(猫科だろうが犬科だろうが角は生えるし角の種類に関連はない)

見た目は厳格軍人系だが、中身は気弱でおどおどした獣人種

一人称僕だったが、ふさわしくないとされて私に矯正された

「む、無理です…僕、じゃなくて私にはそんな厳しいこと言えませんよ、勘弁してください」


・獣人種その二

エカード

山羊の獣人種で、角は一角獣のもの

フェロモン系の見た目に反して四角四面の堅物

きっちりとした服装を好んでいたが、鎖骨を見せる服装に強制変更された

「このような破廉恥な服装私には出来かねます。そもそも服というのは肌を隠すものであり、このように無意味に鎖骨を見せるものでは(ry」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ