○肉食獣食竜の弟子
肉食獣を食すものこそ真の肉食である
地味で目立たないこと路傍に転がる小石の如しなシャラは、何故か帝国を影で操ると噂されている皇妃フィディリア自身によって部屋付きの侍女へ昇進
きらびやかで醜い貴族の世界を見ることになったシャラへ、皇妃は彼女の哲学を教え込む
一、女ならむしろ肉食男こそを喰え
二、女なら男を上手に操縦しろ
三、女なら男に操縦されていることを悟らせるな
四、女ならこれと決めた男に尽くし大成させろ
五、女なら喰った肉食男の骨まで愛せ
肉食獣を喰らう真の肉食獣、いや肉食竜である皇妃に弟子入りしたシャラは、サロンに出入りする 男でその哲学を練習しようとするが………
○キャラ
・主人公
シャラ
目立たないこと路傍の小石の如しな侍女
思い込みが激しく、これと決めたらテコでも動かない
・皇妃
フィディリア
帝国を影で操ると噂されている美女
努力家で策略家で愛情深い
皇帝を心から愛し、その栄達を何よりも喜ぶ
・サロンに出入りする男その一
公爵の嫡子で現在は伯爵
曾祖父が皇帝の弟だったため、かなり低いが皇位継承権を持っている
皇族の血をひいていること、公爵家嫡子であることを誇りすぎて嫌な貴族のステレオタイプになっている
幼い頃は、皇帝に忠誠を誓い、任された領地を平らかに治める、そういう貴族になることを目指していた
・サロンに出入りする男その二
成り上がりの商人
元は差別される貧しい流浪の民だった
そこから徐々にのし上がり、現在は帝都に流行を作り出し、大貴族に贔屓されるほど
貪欲に利益を求めるあまり、それ以外が全くの空な状態になっているのを自覚していない