●異界の竜騎士
セーラー服にはセーラー服の、ブレザーにはブレザーの良さがある
しかし今回はあえて学ラン
修学旅行に行った主人公は、帰り道の途中異世界への扉をくぐってしまう
行き着いたのは異世界プロトロンビン、の辺境アルブミンにある『フィブリノゲンの森』と呼ばれる広大な森
一般人が半径100メーター内で魔獣に襲われる確率150%(食い殺されてから、残った肉を漁られるから)の超危険地帯だが、主人公はあっさりと抜け出し、人里へたどり着く
第一村人から第二十三村人まで、会う人全てに妙な目で見られる主人公
村人が通報したらしく、気づけば領主の馬車で王都ミオイノシトールまで護送されていた
王城、謁見の間にて貴族たちに囲まれ畏縮する主人公に、美しい王女は言う
「貴方は竜騎士、竜の遺骸を紡いだ衣を纏い竜の力を引き出すもの、どうか蛮族討伐のためそのお力を我らに」
王都の王城で彼は『異界の竜騎士』と崇められ、異民族の討伐を依頼される
しかし主人公には竜の遺骸など検討もつかないし、彼女の言う力も感じられない
何かの間違いではと言う主人公に王女は、その衣から竜の力を感じます、と学ランを指指す
学ランの原料は原油、そして原油は太古の植物や動物の遺骸からなった
もし原油に恐竜が混じっていたなら…たしかにこの学ランは竜の衣だ
えー恐竜も竜なのか…?となんとも言えない気持ちを抱いた主人公
彼はその竜の力ゆえに様々な騒動に巻き込まれる
○キャラ
・主人公
修学旅行の帰り道で異世界に迷い込む
竜の衣(化繊の学ラン)、竜の首飾り(お土産のプラスチック製イルカのペンダント)、竜の剣と竜の盾(お土産の玩具の騎士セット)を身につけて最強の騎士となる
見た目は間抜けだが、身体能力強化がかかったり、なぜか魔法も使えたりとチート性能