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○アルマアルムの匣

○世界観

創造と破壊の神アルマアルム

全ての実体のあるものと実体のないものは彼女によって生み出され、そして彼女に食われてまた新たな形を与えられる

世界の果てには彼女の化身である龍の頭があり、その巨大なあぎとによって世界は少しずつ食われている

そうして食われた世界は、月に一度の『産み日』に彼女の匣から新たな創造物として産み落とされる

尾をかじる蛇のように円環の中閉ざされた世界

しかしそれでもそこには平和が満ちていた

彼女が匣を放棄するまでは


○女神

異世界アルマアルムの創造神で破壊神

伝承では一柱とされているが本当は、実体あるものの神アルマと実体のないものの神アルムの双子神

世界を食らう龍は、彼女らの破壊の側面を分離させたもの

神である彼女らでも世界を産むという苦痛にたえられない

実体あるものに肉と骨を削られる苦痛、実体のないものに精神と理性を削られる苦痛

そうして彼女らは狂神となった

・アルマ

実体あるものの神

龍が食らい消化した世界のカケラを受け取り、『アルマの匣』という創造器官から新たな世界のカケラを産み落とす

月に一日の『産み日』は人も獣も住家に篭り、アルマがあげる産みの絶叫に怯え震え上がる

本来は繊細でしとやかな美しい女神

・アルム

実体のないものの神

龍が食らい消化した世界のカケラを受け取り、『アルムの匣』という創造器官から新たな世界のカケラを産み落とす

アルマのように産み日はなく、常に彼女のアルムの匣から産み落とされている実体のないものによって、彼女の精神と理性はボロボロになっている

本来の彼女はよくいえば男前、悪くいえばオヤジ気質


○キャラ

・主人公

安産体型の女子高生

ある日海で溺れて異世界アルマアルムへたどり着いた

夢の中で女神から『アルマの匣』を渡されたアンラッキーガール

女神が創造器官である匣を放棄したことで、新たな創造物はなくなり、龍の食によって世界は崩壊する

防ぐには、龍が食べて消化した世界を受け取り、主人公が世界を産まなくてはならない

「いくら安産体型でも自分より大きなものは産めません!」

・アルムのうつし身

タキシードにステッキを持った男装の麗人

アルムの中に残ったわずかな理性を分離させた存在、だが正常ではない

主人公のサポートのためつかわされたが役に立たないこときわまりない

駄洒落が好きで、人の話は聞かないのに話が長い

一人称は僕

「我が姉君は産むことに倦んでしまったのさ、嗚呼!僕をたった一人のこして姉君よ今いずこ!まあ僕は所詮アルムのカケラにすぎないからアルマは厳密に言えば姉じゃないけどね」


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