表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
化け猫の転生恩返し 外伝  作者: 日向彼方
第壱章
14/17

言霊の少女 壱

久しぶりの投稿です。

まだ異世界ものを書いているので

再開は暫くお待ちください

 ある日の放課後、校門で美少女が誰かを待っていると騒ぎになっていた。

同級生の沢田が好みだったらしく、相手は誰だと探している。

何気に窓から外を覗く。

まさか!どこかで見たような人影がある。

「俺じゃないよな!」

剛志君が「どうしたの?」と訪ねてくる。

「沢田がさわいでいるの俺かも……」

「この学校裏門ないよな。彼女が帰るまで部室に居れば?」

「う~ん」

窓の外に目をやると!?

「今目が合った気がする。どうしよう?」

「彼女もこっち側の人?」

こっち側?

「どうだろう?昔は少しあったけど。今は?」

「あっ彼女こっち来るよ」

覗くと校門から守衛室に向おうとしている。

諦めて剛志君を道連れにしよう。

手を引いて階段を降りる。

剛志君はされるがまま付いてくる。

「あら、来たわね」

やはり、山元汐里だ。

「色々聞きたいことがあるんだけど、それより彼誰?」

「同級生の兵藤君だけど……」

「付き合ってんの?」

剛志くんが咽せる。

「そんなわけあるわけ無いだろう!」

「『じゃ、私と付き合って』」

剛志君に意識して言霊使ったな!

“キーン”

言霊が弾かれた。

剛志君の母親がニヤリと笑っている。

二人がキョトンとしているのが可笑しくして、俺は声をあげて笑ってしまった。

「君は誰?」

「私は汐里。彼は私の大事なものを奪った人なの」


読んで頂き有り難うございます。

感想等いただけると嬉しいです。

宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ